コンテンツにスキップする

リセッションは1年以内に、米中貿易戦争が激化なら-モルガンS予想

Pedestrians outside Morgan Stanley headquarters in New York, U.S.

Pedestrians outside Morgan Stanley headquarters in New York, U.S.

Photographer: Bloomberg/Bloomberg
Pedestrians outside Morgan Stanley headquarters in New York, U.S.
Photographer: Bloomberg/Bloomberg

米国株が5月に月間ベースで今年最大の下げを記録した後でも、投資家は貿易戦争が引き起こす世界経済への全面的なリスクをなお過小評価しているのかもしれない。

  モルガン・スタンレーのチーフエコノミスト兼経済担当グローバル責任者、チェタン・アーヤ氏は、トランプ米政権が中国からの輸入品3000億ドル(約32兆4900億円)相当にも25%の追加関税を発動し、中国がそれに報復した場合は、9カ月後にもリセッション(景気後退)が始まる可能性があるとの見方を示した。

  アーヤ氏は2日のリポートで、株式相場は下げているものの、貿易戦争が世界のマクロ経済見通しに与える影響を投資家は依然軽視していると分析。コストが増大し、顧客需要の伸びが鈍り、企業が設備投資を減らせば、経済成長は打撃を受けると記した。

  また、関税のマイナスの影響がより明らかになる中、政治的な行動を起こすには遅過ぎるかもしれないと、同氏は指摘。影響緩和のための政策はあまりに後手に回る形となり、効果を発揮するのに時間がかかる公算が大きいと記述した。
 
原題:Morgan Stanley Sees Recession Within a Year If Trade War Builds(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE