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独社会民主党の党首、突如辞任を表明-メルケル連立政権に危機

ドイツ連立与党の一角、社会民主党(SPD)のアンドレア・ナーレス党首が突如辞任を表明した。メルケル首相率いる連立政権の存続が危ぶまれる事態となった。

Germany's Social Democratic Party Hold Federal Party Convention As Renewed Coalition Alliance Faces Vote

ナーレスSPD党首

bloomberg

  ナーレス氏は党首と議会会派代表の職を辞任することを明らかにした。SPDは5月下旬に行われた欧州議会選で大敗を喫していた。ナーレス氏は「自身に課せられた義務を果たすのに必要な支持はもはやない」との声明を電子メールを通じて発表した。

  ナーレス氏はキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)とSPDによる大連立政権の発足と存続に極めて重要な役割を果たしてきた。同氏が辞任すればSPDは連立を解消する可能性がある。メルケル首相は少数与党政権を率いることを余儀なくされ、緑の党などと組むか、解散総選挙に打って出るシナリオも想定される。

  ベレンベルク銀行のチーフエコノミスト、ホルガー・シュミーディング氏(ロンドン在勤)は電話取材に対して、「連立政権から離れるという誘惑はSPDに有益のようにみえるが、次に選挙が行われれば同党にとっては破滅的だ」と指摘。「SPDは新たな指導部の下で連立にとどまるだろう。そうでない場合は、首相としてのメルケル氏は終わることになる」と述べた。

Reversal of Fortune

Green replaces the Socialists as runner-up in Germany

Source: Emnid via www.wahlrecht.de

原題:Merkel Coalition Partner Quits, Putting Ruling Bloc at Risk (2)(抜粋)

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