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中国、今後の貿易協議で敬意求める-中断の責任は全て米国に

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中国政府は2日、米中貿易協議の中断について米国に全責任があるとして、今後のいかなる議論も誠実さと相互尊重、平等に基礎を置く必要があると強調した。中国は貿易協議に関する白書を公表した。

  中国の王受文商務次官は同日、北京での記者会見で、中国は解決策を見いだすために米国と協力したいが、最大限の圧力と拡大という米国側の戦略で中国からの譲歩を強いることはできないと述べた。同次官は貿易協議で実務レベルの代表団のトップを務めてきた。

  同次官は中国が既に同意していた通商合意の一部を撤回したとの米国側の主張を否定。「全てが合意されるまでは、何も合意はない」と発言した。白書は中国が米国との貿易戦争を望まないが、それを恐れることもないだろうとし、中国の発展への権利と主権を強く訴えた。

  ホワイトハウスにコメントを求めたが、直ちに回答していない。同次官はいかなる協議でも双方が妥協しなければならないと語り、米中の立場は平等である必要があり、結果は相互の利益となるべきだとしている。

  同白書は通商合意の前提条件として、①米国の全ての追加関税撤廃②中国による米国製品の購入を現実的なものとする③合意のテキストで適切なバランスを保つこと-を列挙。これらは貿易協議の中国代表である劉鶴副首相や他の当局者の発言を繰り返す内容となっている。

  王次官は中国が先週発表した「信頼できない」企業のリストに関しては、貿易戦争の報復手段として外国企業を標的とするために用いられるとの懸念の抑制に努めた。次官は「過大な解釈」があったかもしれないとして、中国が法律の枠内で業務を展開する外国企業を歓迎すると付け加えた。華為技術(ファーウェイ)の荷物を誤配送した米運送会社フェデックスについては、中国が調査を開始したことを非難する理由はないと述べた。

  また、白書は5月の直近の協議で、米国が「脅しと強制」を用い、「法外な要求に固守し、貿易摩擦が始まってから課した追加関税を維持、通商合意に中国の主権に関する強制的な義務を盛り込むことを主張した」と指摘した。

原題:China Says It Doesn’t Want U.S. Trade War But Won’t Shy From One(抜粋)

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