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東芝が仏トタルへ米LNG事業売却、一時金912億円支払いへ

更新日時
  • 2019年度中に930億円の損失計上見通し、株式譲渡額は17億円
  • リスクを最小化し、LNG事業からの撤退可能に

東芝は1日、米国産液化天然ガス(LNG)事業を仏エネルギー大手トタルに売却することを決定したと発表した。LNGの引き取り義務を引き受けてもらう一時金費用として8億1500万ドル(約912億円)を支払う。2020年3月末までに譲渡を完了させる予定だ。

General Images of Toshiba Corp as the Company Sees Record Loss as Westinghouse Unit Files Bankruptcy

東芝本社

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

  5月31日に、トタルのシンガポール子会社に東芝アメリカLNGコーポレーションの発行済み株式を全て譲渡する契約を締結した。譲渡額は1500万ドル(約17億円)。売却に伴い、19年度中に約930億円を損失として計上する見通し。

   東芝は巨額の損失発生リスクがあるLNG事業を中国のENNエコロジカル・ホールディングスへ譲渡することを決めていたが、4月に頓挫し売却先を探していた。発表資料によると、「リスクを最小化したうえでのLNG事業からの撤退が可能になる」として、トタルへの譲渡が「最良であると判断した」としている。

(一時金支払額などを追加し、更新します.)
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