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ドイツ銀とUBS、経営統合の可能性を今年一時模索-関係者

  • 両行最高幹部、予備協議開催もその先には進まず
  • ゼービングCEOは新戦略求む、幅広い選択肢を積極模索

ドイツ銀行とスイスのUBSグループは今年、短期間ながら経営統合を模索したことがある。事情に詳しい関係者が明らかにした。両行の統合が実現すれば、欧州大陸で最大の金融機関が誕生する。

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ドイツ銀行のクリスティアン・ゼービングCEO

Photographer: Alex Kraus/Bloomberg

  非公表の情報のため匿名を条件に話した関係者によると、両行の最高幹部は数カ月前、予備的な協議で統合の可能性を探った。経営統合の話は資産運用事業を合併させる交渉の中で発展したもので、予備的な協議から先には進まなかったという。資産運用事業の合併交渉も今では停滞している。

  この動きは、幅広い選択肢の中で新たな戦略を模索するクリスティアン・ゼービング最高経営責任者(CEO)の意欲を浮き彫りにする。債券事業に注力するドイツ銀と、株式事業の規模が大きいUBSの合併は、理論的には相互補完の関係にあり、UBSが強みとするウェルスマネジメントはドイツ銀が抱える国内企業家クライアントにアクセスできるようになる。

  ドイツ銀は株価が過去1年で34%下落し、現在の時価総額は140億ドル(約1兆5200億円)。UBSは440億ドルに上る。両行とも広報担当者はコメントを控えた。

原題:Deutsche Bank, UBS Briefly Explored Idea of Megamerger This Year(抜粋)

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