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米消費者マインド指数:5月確定値、下方修正-通商懸念が影響

更新日時

5月の米ミシガン大学消費者マインド指数(確定値)は前月から上昇したが、15年ぶりの高水準を示していた速報値からは下方修正された。中国との通商対立激化が景気全般の見通しへの重しとなった。

キーポイント
  • 5月の消費者マインド指数(確定値)は100.0
    • なお8カ月ぶりの高水準だが、速報値の102.4からは下方修正
    • 確定値の市場予想中央値は101.5
    • 4月は97.2
  • 5月の現況指数は110.0-前月112.3
  • 期待指数は93.5-前月87.4
Measure of U.S. sentiment pared earlier gains after trade war escalation

ミシガン大学消費者マインド指数の推移

ミシガン大学

インサイト

  • 発表資料によると、確定値での下方修正の要因は「景気全般に対する見通しが占めていた」
  • 5月後半には、関税への否定的な意味での発言が同月前半の倍以上に増加。回答者の35%が自発的にこの問題に言及した。これは、米国が中国製品への関税第一弾を発動した2018年7月時の過去最高水準に並ぶ比率
  • トランプ米大統領は30日、メキシコからの全輸入品に関税を課す意向を示した。このことが消費者マインドへのさらなる重しとなる可能性がある。トランプ政権は今月、一部の中国製品への関税率を10%から25%に引き上げると発表。中国は6月1日に米製品への報復関税を発動した
  • 消費者は物価上昇ペースの加速を見込んでいる。1年先のインフレ期待は2.9%、5-10年先のインフレ期待は2.6%と、前月に比べてそれぞれ上昇した。

ミシガン大学の見解

同大の消費者調査ディレクター、 リチャード・カーティン氏:

  • 「消費者心理はなお非常に好ましい水準だが、5月の最後の2週間で著しく損なわれた」

詳細

  • 家庭向け耐久財の購入環境に関する指数は約4年ぶりの低水準。自動車と住宅の購入姿勢にはおおむね変化がなかった。
  • 統計表

原題:U.S. Consumer Sentiment Pares Earlier May Gains on Trade Woes(抜粋)

(詳細を追加して更新します)

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