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米個人消費支出、4月はコア価格指数の伸びが加速-消費も増加

更新日時

米国の4月の個人消費支出(PCE)統計では、金融当局が注目するインフレ指標の伸びが今年初めて加速した。個人消費と所得はともに市場予想を上回った。

キーポイント

  • 4月のPCEコア価格指数は前月比0.2%上昇-前年同月比1.6%上昇
    • 3月は前年同月比1.5%上昇(速報値1.6%上昇)に下方修正
    • 4月の伸び率は前月比、前年同月比とも市場予想と一致
    • PCEコア価格指数は金融当局がインフレ指標として注目
  • 個人消費支出は前月比0.3%増(市場予想0.2%増)
    • 前月は1.1%増(速報値0.9%増)に上方修正
  • 個人所得は前月比0.5%増(市場予想0.3%増)-今年最大の伸び
Fed's preferred core-inflation index accelerates for first time in 2019

  米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長はこれまで、一過性の要因がインフレ率の伸びを抑制しているとの認識を示している。コアインフレ率の2%目標に向けた上昇は、そうした議長の認識を支える可能性がある。

  アマースト・ピアポント・セキュリティーズのチーフエコノミスト、スティーブン・スタンリー氏は「現在の状況は全て米経済にとって良いニュースで、第2四半期の成長はわずかながら改善するだろう。金融当局は辛抱強いスタンスを堅持すると考えられる」とし、「一時的な要因の一部はインフレの面で反転し始めている」と加えた。

  インフレ調整後の実質個人消費支出は前月比ほぼ変わらず。3月は0.9%増だった。

  PCE価格指数は総合では前月比0.3%上昇、前年同月比では1.5%上昇。前月比は市場予想と一致したが、前年同月比では予想をやや下回った。米金融当局は2%のインフレ目標に関して、公式にはPCE総合価格指数をベースにしている。

  賃金・給与は前月比0.3%上昇(前月0.4%上昇)。貯蓄率は6.2%に上昇(前月6.1%)。

  実質ベースの可処分所得は0.1%増(前月0.2%減)となった。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:Fed’s Preferred Core-Price Gauge Picks Up as Spending Gains (1)(抜粋)

(統計の詳細を追加し、更新します.)
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