コンテンツにスキップする

中国、「信頼できない」企業のリスト策定へ-華為への措置に対抗

更新日時
  • 中国企業への供給停止や合法的利益を阻害する外国企業や個人対象
  • グーグルなど米企業のほか東芝やパナソニック、英アームも対象か

中国は、国内企業の利益を害すると判断した企業を標的とするため、「信頼できない」企業のリストを作成する。華為技術(ファーウェイ)に対する米国の措置に対抗するもので、数千社の外国企業に影響する可能性がある。

Gao Feng

中国商務省の高峰報道官

bloomberg

  中国は市場規則に従わず契約に違反して供給を停止したり中国企業の合法的利益を大きく損なう行為をしたりする外国企業と団体、個人の一覧を策定する仕組みを整備すると、商務省の高峰報道官が述べた。リストに載った企業などに対しては「必要な措置を取る」とし、詳細は近く発表すると付け加えた。

  米政府はファーウェイによる米国での機器販売や米企業からの購買を妨げる措置を取り、米中の貿易戦争は関税以外にまで広がった。

  高報道官の説明は具体的な部分に踏み込んでいないが、アルファベット傘下のグーグルやクアルコム、インテルなど米国のテクノロジー企業に加え、ファーウェイへの部品供給を停止した米国外の企業も対象となる可能性がある。日本の東芝や、ソフトバンク傘下の英アームもこれに当てはまる。

  ソシエテ・ジェネラルの大中華圏担当エコノミスト、ミシェル・ラム氏は「パナソニックや東芝など、ファーウェイへの供給カットを表明した企業は脅かされるだろう。国際的企業にとって大きな打撃となる可能性がある」と述べた。

  高報道官によると、リストには中国の「安全保障に対する脅威となる、またはその可能性のある」企業も含まれる。リストを策定するのは「国際経済と貿易の規則および多国籍間の貿易システムを守り、一方的な行動や保護主義に反対し、中国の国家安全保障と社会、国民の利益を保護するためだ」と同報道官は述べた。

  中国国営メディアはここ数日に、中国側からの報復措置の可能性について報じていた。ブルームバーグ・ニュースは31日、中国がレアアースの米国への輸出を制限する計画を準備していると報道した。

  中国共産党機関紙、人民日報のタブロイド紙である環球時報(グローバル・タイムズ)の胡錫進編集長はツイッターで、ファーウェイなど中国企業をブラックリストに入れた米国に対し、中国は「大規模な報復措置」を講じるだろうと、情報源を示さずに述べていた。「この措置は中国がやられっぱなしではいないことを示唆し、さらなる対抗措置が講じられるだろう」とコメントした。

原題:China Threatens Sweeping Blacklist of Firms After Huawei Ban
China Plans ‘Major’ Retaliation on U.S., Global Times’ Hu Says(抜粋)
China Threatens Sweeping Blacklist of Firms After Huawei Ban (1)

(第2、6段落に商務省報道官のコメントを追加します.)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE