コンテンツにスキップする

カルバン・クライン親会社株が急落、貿易摩擦で中国消費者が慎重姿勢

  • 中国では消費者の買い控えが確実に見られている-キリコCEO
  • 中国の中小都市の消費者、不透明な貿易問題を心配している-PVH

対中貿易摩擦の影響が米ファッションブランド「トミー・ヒルフィガー」や「カルバン・クライン」にも波及しつつある。

  両ブランドの親会社、米PVHは30日の株式市場で一時15%安と取引時間中としては2007年以来の大幅な下げとなり、年初からの上昇分を失った。エマニュエル・キリコ最高経営責任者(CEO)は電話会議で、「関税や貿易を巡る発言や見通しが米国と中国の消費者の重しとなっている。中国では消費者の買い控えが確実に見られている」と語った。

  中国ではトミー・ヒルフィガー、カルバン・クラインの両ブランドとも2月の春節(旧正月)以降、客足が鈍っている。こうした状況は貿易摩擦の「直接的な結果」だと、キリコCEOは述べた。

  PVHの幹部らによると、中国で他のブランドが「天猫(Tモール)」など電子商取引サイトに販売を大きく依存しているのとは異なり、カルバン・クラインとトミー・ヒルフィガーは大都市以外の多くの中小都市にも進出。同戦略はここ数年の売り上げの伸びを支えてきたが、そうした地域は製造業の拠点である場合が多く、消費者は不透明な貿易問題を特に心配していると同社はみている。

原題:Calvin Klein Owner Plunges as Tariffs Spook Shoppers in China(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE