日本株大幅続落、メキシコ関税が自動車直撃ー円高進み輸出関連に売り
河元伸吾
更新日時
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トランプ政権、メキシコからの輸入品に5%関税-6月10日から
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輸送用機器株価指数がTOPIXの下落寄与度で1位
Employees work at the Tokyo Stock Exchange.
Photographer: Yuriko Nakao31日の東京株式相場は大幅続落。トランプ米政権がメキシコ製品に5%の関税を課すと表明したほか、中国が対米レアアース(希土類)輸出制限の計画を準備していることが分かり、貿易問題拡大への懸念が広がった。メキシコで車を生産する自動車関連株の下げが大きいほか、ドル109円割れで電機など輸出株も値を崩した。
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背景
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セゾン投信の瀬下哲雄運用部長は、「米国のメキシコ関税はネガティブサプライズ。リスクオフの流れが強まり、為替が円高に振れたことで日本株にはダブルパンチとなった」と指摘。米国の貿易交渉では「一度妥結したメキシコを再度攻撃したことから、どこの国に対しても強硬姿勢で臨むことが確認された。先送りとなった日米交渉も急変する可能性が懸念される」という。
トランプ大統領がメキシコへの関税を課すとツイートしたことで、大幅に下落して取引開始。とくに同国に工場を持つマツダや日産自動車など自動車関連に売りが膨らんだ。午後にはレアアースを巡る米中対立激化懸念も加わり、為替相場が2月1日以来の109円割れと円高に振れたことで下げが加速した。
- 東証1部33業種は輸送用機器、鉱業、石油・石炭、保険、ゴム製品、鉄鋼、非鉄金属が下落率上位

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