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きょうの国内市況(5月30日):株式、債券、為替市場

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●日経平均は2万1000円割れ、医薬品など内需安い-後場に下げ幅縮小

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  東京株式相場は小幅続落し、日経平均株価は約2カ月ぶりに2万1000円を下回った。米中通商対立を背景に米長期金利が低下傾向を強め、景気の減速懸念から投資家心理は悪化した。ただ、午後には下げ渋りの展開になった。

  • TOPIXの終値は前日比4.43ポイント(0.3%)安の1531.98
  • 日経平均株価は同60円84銭(0.3%)安の2万0942円53銭、3月25日以来の2万1000円割れ

   野村証券投資情報部の若生寿一エクイティ・マーケット・ストラテジストは、「米国の長期金利低下と株安のスパイラルから世界景気の減速懸念が高まり、日本株にもリスク回避の動きが強まる」と指摘。「米中協議は20カ国・地域(G20)首脳会合まで1カ月近く時間があり、いまの状況では歩み寄りの可能性が低いことから、しばらく株価は下値を模索する動きになりそう」とみていた。

  東証1部33業種は医薬品やサービス、食料品、不動産、小売など内需株が下落率上位。岩井コスモ証券投資調査部の有沢正一部長は、株から安全資産への逃避の動きはしばらく続くとの見通しの中、「比較的値持ちが良かった内需関連に利益確定の売りが出ている」と述べた。
  
●債券下落、米金利低下一服や高値警戒感で売り優勢-2年入札は順調

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  債券相場は下落。前日の米国債市場で長期金利の低下が一服したことに加えて、国内では超長期債利回りが2016年以来の低水準を付けた反動で売りが優勢の展開となった。

  • 長期国債先物6月物の終値は前日比12銭安の153円02銭。一時152円96銭まで下落
  • 新発10年債利回りは1ベーシスポイント(bp)高いマイナス0.085%
  • 新発20年債利回りは0.315%、新発30年債利回りは0.48%と、ともに1.5bpの上昇

SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジスト

  • 欧州で過剰債務問題がクローズアップされるなど水面下でクレジットリスクが意識されやすく、主要国の国債に資金が向かわざるを得ない中で海外の金利低下スピードが速まっていた
  • 米国債市場は規模が大きく流動性もあるので、中継地点として流れ込んでいた資金が昨日はいったん引き揚げられたとみられる
  • 円債は長いゾーンを中心にかなりロングポジションが構築されていたが、いったん利益確定の売りが促されたのだろう

  
●ドル・円は小幅高、米金利上昇転換や月末需要が支えー円全面安

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  東京外国為替市場のドル・円相場は小幅上昇。米中通商摩擦、世界景気懸念、イタリア財政問題などを背景とした株安・米金利低下を受けて、ドル売り・円買いが先行した後、米金利が上昇に転じたことや月末の需要などから徐々に水準を切り上げる展開となった。

  • 午後3時8分現在のドル・円は前日比0.2%高の1ドル=109円75銭。午前に109円48銭まで下げた後は、午後に一時109円76銭と23日以来のドル高・円安水準
  • 円は主要通貨に対して全面安
  • ユーロ・ドル相場はほぼ変わらずの1ユーロ=1.1132ドル

あおぞら銀行の諸我晃総合資金部部長

  • 6月のG20に向けて米中貿易交渉が始まっていくと思うので、それほど過度に悲観する必要はない。ドル・円は徐々に底堅くなるだろう
  • 米金利が戻しただけでもドル・円は上に行きやすくなっている。もっとも米中懸念があり、そうそう米金利が大きく上がることもない

背景

  • 米長期金利は時間外取引で1ベーシスポイント(bp)高の2.27%程度に上昇。前日には一時2.21%程度と2017年9月以来の低水準
  • 日本株は続落。日経平均株価は前日比60円84銭安の2万942円53銭で取引を終了
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