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風は気まぐれ、誰かがコントロールできるものではないー安倍首相

  • 風という言葉には今、永田町も敏感-安倍首相
  • 参院選へ経済界に支援呼び掛け、「解散」には直接言及せず

政界で衆院解散説がささやかれる中、安倍晋三首相は30日午後、都内で開かれた経団連定時総会でのあいさつで、「風というものは気まぐれで、誰かがコントロールできるものではない」と話した。

  首相は先月の訪米時にトランプ大統領とゴルフをプレーした際、「ボールが勝手に転がり出すぐらいの強い風だった」とのエピソードを披露。「風という言葉には今、永田町も大変敏感だ」と指摘した上で、「一つだけ言えること」として風について触れた。「解散」という言葉には直接言及しなかった。消費税を財源とした幼児教育無償化などの政策への理解も求めた。

Japan's PM Shinzo Abe Speaks at The Liberal Democratic Party's Annual Convention

安倍首相

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

  首相は日米貿易交渉や米中貿易摩擦、来月開催する20カ国・地域(G20)首脳会合、全世代型社会保障制度などの政策課題について話した後、「夏の決戦は負けるわけにはいかない」と参院選への決意を表明。第一次安倍政権で臨んだ2007年の参院選について「あの時の敗北は今も私の胸に深く刻まれている」と振り返り、「政治の安定を確保し、強い経済を作っていく」として、経済界に支援を呼び掛けた。

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