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モラー特別検察官、捜査ではトランプ氏の司法妨害巡り結論出ず

  • トランプ氏が罪を犯したか否かについて結論は出なかった
  • モラー氏、捜査開始以降で初めて公式に声明を発表

2016年米大統領選へのロシアの干渉疑惑を捜査してきたモラー特別検察官は29日、トランプ大統領が司法を妨害したか否かについて結論を出せなかったと述べながらも、大統領が完全に潔白であるとは明言しなかった。

  モラー氏は2年前に特別検察官に任命されて以降、初めて公の場で発言。「トランプ大統領は罪を犯さなかったとわれわれが確信できたのであれば、そう報告したであろう」と説明。自身の捜査の正当性を訴えた上で、オフィスを閉鎖し特別検察官を辞任すると発表した。

Special Counsel Robert Mueller Makes Russia Probe Statement

声明を読み上げるモラー特別検察官

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

  下院民主党はモラー氏に議会での証言を要請しているが、モラー氏はこの日の声明で、まだ公になっていない情報を提示することはないと明確なシグナルを送った。「このオフィスからの証言が、報告書以上の内容になることはない」とモラー氏は述べた。

  このほか、大統領選への干渉に関して「より広範な共謀の罪に問うには証拠不十分」だったと述べた。

  トランプ大統領はモラー氏の声明発表から間もなくツイッターに、「モラー氏の報告書と何ら変わらない。証拠不十分だったわけであり、わが国では無実となる。解決済みだ!」と投稿した。

原題:Mueller Says His Probe Didn’t Clear Trump on Obstruction Issue(抜粋)

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