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英次期首相目指すジョンソン氏に判事が出廷命令-虚偽の主張

  • 国民投票でEU離脱訴えた主張は意図的な虚偽、私人が訴追申し立て
  • ジョンソン前外相は保守党次期党首の有力候補、党首選に影響も

英与党・保守党の次期党首の有力候補であるジョンソン前外相が、公職にありながら法律に違反する言動をとった疑いがあるとして出廷を命じられた。

Candidate For The Conservative Party Leadership Boris Johnson Arrives At His Girlfriend's Home

ジョンソン前外相(今月27日)

Photographer: Peter Summers/Getty Images Europe

  ロンドンの裁判所が29日、出廷命令を下した。この件は捜査当局ではなく、元テクノロジー企業の創業者で活動家のマーカス・ボール氏という私人がジョンソン前外相の訴追を申し立てていた。前外相は2016年のEU離脱の是非を問う国民投票で英国がEUに毎週3億5000万ポンド(約483億円)支払っていると主張したが、ボール氏の弁護士を務めるルイス・パワー氏は先週、「ジョンソン氏は数字が誤っていると知りながら、あえて何度も何度も繰り返していた」と述べた。

  ジョンソン前外相はまず予備審問に出廷する必要がある。出廷日はまだ確定していないが、出廷命令から3-4週間かかることが多い。

  メイ首相の辞任を受けた保守党党首選挙の勝利をもくろむ前外相にとって、出廷命令は野心に冷や水を浴びせる形になる。前外相の弁護士を務めるエイドリアン・ダービシャー氏はこれまで、「いかなる時もジョンソン氏が不適切または不誠実な形で行動したことはない」と嫌疑を強く否定。29日に前外相の弁護団にコメントを要請したものの、今のところ応答がない。

  

原題:Johnson’s Leadership Ambitions Hit Snag With U.K. Court Date(抜粋)

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