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中国人民銀が資金供給を強化-包商銀行の公的管理で市場動揺

  • 金融システムに差し引き2500億元を供給-1月17日以来の規模
  • 7日物レポ金利などが大きく上昇、金融機関の資金調達コスト膨らむ

中国人民銀行(中央銀行)は29日、国内金融システムへの資金供給を増やした。先週末の包商銀行の公的管理入りを受け、借り入れコストが急上昇していた。

  人民銀は同日の公開市場操作(オペ)で金融システムに差し引き2500億元(約3兆9500億円)を供給。規模としては1月17日以来の大きさだった。今週、7日物レポ金利と1カ月物銀行間金利がいずれも急上昇し、金融機関の資金調達コストが膨らんでいた。

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Source: Bloomberg

  規模が小さめの銀行にとって重要な資金調達手段である譲渡性預金(NCD)を買おうとする投資家が少なくなり、アナリストらはこうした銀行の資金調達環境が厳しくなると見込んでいる。

  中信建投国際の債券ディレクター、周耿氏(香港在勤)は「人民銀は市場の信頼感を安定させるため、早期に行動を起こす必要がある。そうしなければ小規模銀行やノンバンクが流動性危機に見舞われることになる」と指摘した。

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原題:PBOC Pumps in More Cash After Baoshang Seizure Spooks Market(抜粋)

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