コンテンツにスキップする

イタリア財政規律違反でEU書簡送付へ-制裁支持せずとモスコビシ氏

  • 「過剰財政赤字是正手続き(EDP)」の最初の段階となる可能性
  • 伊政府は経済見通しの改善と税収の増加、支出削減に返信で言及か

欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委員会はイタリア政府に対し、財政規律違反を巡り「過剰財政赤字是正手続き(EDP)」の最初の段階となる可能性のある書簡を今週送る見通しだ。同国紙コリエレ・デラ・セラが情報源を明らかにせずに報じた

  EU当局者の1人によれば、書簡は29日に送られる可能性が高い。コリエレ・デラ・セラ紙によると、イタリア政府は欧州委への返信で、経済見通しの改善と税収の増加、支出削減に言及する見込みだ。サルビーニ副首相は28日、ポピュリスト連立政権のパートナーで、自らが率いる「同盟」のエコノミストがまとめた300億ユーロ(約3兆6600億円)相当のフラットタックス(一律課税)の提案を閣議で行うと述べた。

  一方、欧州委のモスコビシ委員(経済・財務・税制担当)は28日にリスボンの近くで開催された会議で、「ルールを順守するために必要と考えられる追加措置について、イタリア政府と意見交換するつもりだ」と語った。

  モスコビシ氏は「われわれは書簡をやりとりする可能性が高い。私は制裁を支持しない。制裁は差し当たりないが、欧州委からの非常に強い要求と対話の明確なプロセスを伴うことになる」と発言した。

原題:EU Says It Doesn’t Favor Sanctions, Italy Needs More Measures
Italy to Cite More Revenue, Spending Cuts in EU Reply: Corriere
Italy’s Salvini Says Will Propose EU30b Flat Tax Plan to Cabinet
EU’s Moscovici Says He Doesn’t Favor Sanctions for Italy (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE