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ポケモン「スリープ」20年発売へ、「歩く」から「睡眠」にシフト

  • DeNAと開発中の「ポケモンマスターズ」は年内配信
  • 来年初旬にクラウドで「ポケモンホーム」も、キャラを交換

任天堂が議決権の32%を所有するポケモン(東京・港区)は、睡眠を題材にしたモバイル向け新ゲーム「ポケモンスリープ」を2020年に発売する。位置情報を使いキャラクターの捕獲などができる「ポケモンGO」の後継的位置付けで、寝ることがゲームを盛り上げる鍵になる。

  石原恒和社長は29日に都内で開いた事業戦略発表会で、「ポケモンGOの『歩く』の次に注目した『睡眠』のエンターテインメント化を目指す。朝起きたことが楽しみになる」とゲームコンセプトを説明。内容については「1日何時間寝て、次の日の朝にスマートフォンを見たら、うれしいことが起きている」との説明にとどめた。

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ポケモン、睡眠やクラウドに注目し新たなゲーム、サービスを投入

Photographer: Akio Kon/Bloomberg

  睡眠に関連し、任天堂はポケモンGOの時計型連動デバイスの新製品「ポケモンGOプラス+」を発売する予定。周囲のポケモンの存在をランプと振動で知らせる現在の「ポケモンGOプラス」の機能に加え、夜間に枕元に置くことで眠っている時間を計測し、スマホに転送できる。

  このほかポケモンは、ディー・エヌ・エーと開発中の新作アプリゲーム「ポケモンマスターズ」を年内に配信するとも発表。マスターズは歴代のポケットモンスターズシリーズに登場したトレーナーやポケモンキャラクターが集結する内容で、6月に詳細の公表を予定している。

  全てのポケモンが集まるクラウドサービスとして、20年初旬には「ポケモンホーム」を発売する計画だ。任天堂ゲーム機のスイッチや3DSのソフトのほか、ポケモンGO、インターネット上でポケモンを預けたり引き出したりできる「ポケモンバンク」とも連携し、キャラクターの交換機能も備える。

  また、3DS用のソフトが原作で、世界で映画が現在公開されている「名探偵ピカチュウ」のスイッチ向け新作の発売に加え、ポケモン関連商品の販売拡大を狙い、渋谷パルコに今秋「ポケモンセンター渋谷」を開設することも明らかにした。

  中国のオンラインゲーム会社の網易(ネットイース)は、「ポケモンクエスト」を中国で初めて発売する予定。戦略説明会に参加した同社のワン・イー社長によると、事前登録者は170万人を超えている。

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ポケモンGOプラスに後継商品も、睡眠時間の検出とスマホ転送が可能

Photographer: Akio Kon/Bloomberg
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