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米国債の利回り曲線、主要部分で長短金利逆転が進行

  • 3カ月物の10年物に対する上乗せ幅が3月以来の大きさ
  • 米中貿易協議の先行き不透明感で安全資産を買う動き

米国債利回り曲線の主要部分で長短金利の逆転が進行している。

  貿易摩擦への強まる懸念を背景に、3カ月物と10年物の金利差は28日、一時マイナス9.2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と、3カ月物金利の上乗せ幅が3月以来の大きさとなった。同月に注目の3カ月物と10年物の長短金利逆転が2007年以来初めて発生していた。利回り曲線の他の部分でも金利差は縮小した。歴史的に長短金利逆転はリセッション(景気後退)が差し迫っているシグナルとされる。  

Key segment of yield curve narrows to least since March

  安全資産を買う動きから10年債利回りは28日に1年7カ月ぶりの低水準を付けた。トランプ米大統領のコメントは米中貿易協議の先行きを曇らせた上、欧州での新たな緊張も高リスク資産の需要を後退させた。

  シーポート・グローバル・ホールディングスのマネジングディレクター、トム・ディガロマ氏は「貿易戦争の解決は見込めない。長短金利逆転から見て、1年半程度で米国はリセッションに陥る公算が大きい」と述べた。

原題:Key Slice of U.S. Yield Curve Dives Further Into Inversion Zone(抜粋)

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