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長期金利が今年最低に並ぶ、マイナス0.10%に低下ーフラット化進展も

更新日時

債券相場は上昇。長期金利は今年の最低に並ぶマイナス0.10%に低下した。米国や欧州債市場で長期金利が大幅低下した流れを引き継いだことに加え、国内株式相場の下げや円高を受けて買いが優勢となった。超長期ゾーンの金利低下幅が大きくなり、利回り曲線はフラット(平たん)化が進んだ。

  • 長期国債先物6月物の終値は前日比25銭高の153円14銭。一時は153円16銭と日中取引ベースで4月1日以来の水準まで上昇
  • 10年物354回債利回りは2.5ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.10%と、新発債として3月28日に付けた2016年8月以来の低水準に並ぶ
  • 新発20年債利回りは0.30%と16年8月以来、新発30年債利回りは0.465%と16年11月以来の低水準を付けた

市場関係者の見方

バンクオブアメリカ・メリルリンチの大崎秀一チーフ金利ストラテジスト
  • 今週は年金勢が保有する債券の残存期間を伸ばすための買いに加え、昨日の40年債入札が強い結果となるなど国内の需給面で売り材料がないところに米欧金利が低下
  • 生損保による4月の超長期債買い越し額が同月としては12年以来の大きさとなるなど、買わざるを得ない資金への意識が広がっている
  • あすの2年債入札も無難に終わるのではないか
  • 日銀が31日公表する来月の国債買い入れオペ運営方針は変更なしだろう

背景

  • 日経平均株価の終値は前日比1.2%安の2万1003円37銭、一時2万1000円割れ
  • 29日の時間外取引で米10年国債利回りは一時2.23%割れ。前日は5bp低い2.27%程度で終了
  • 円相場は1ドル=109円台前半を中心に推移

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.180%-0.195%-0.100%0.300%0.465%成立せず
前日比-1.5bp-1.5bp-2.5bp-2.0bp-2.5bp ー
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