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トランプ大統領、日米関係を称賛-具体的合意なく食い違い目立つ

  • 「米日の同盟はかつてないほど強固だ」とトランプ大統領
  • ステルス戦闘機F35購入をたたえ安倍首相のコミットメントを評価

トランプ米大統領は国賓としての4日間の日本訪問の最後に海上自衛隊・横須賀基地を訪れ、自衛隊と米軍関係者を前に演説した。今回の訪日は貿易交渉の進展よりも儀礼的な催しが中心となった。

  具体的な合意を欠く中で、トランプ大統領の発言と日本側との食い違いが目立った。大統領は8月までに日本との間で何らかの貿易合意に達するだろうと言明したが、日本の当局者はそのような話を否定。北朝鮮による今月のミサイル発射についても、大統領が問題視しない考えを表明した後に、安倍晋三首相は国連安保理決議への違反だと主張した。

U.S. President Donald Trump to Face Off With Japan's Abe Over Trade On Third Day of Visit

海自護衛艦「かが」を視察したトランプ大統領と安倍首相(5月28日)

Photographer: Athit Perawongmetha/Pool via Bloomberg

  トランプ大統領は28日帰国の途に就く前に、安倍首相とともに護衛艦「かが」を視察した。同艦船は米ロッキード・マーティンの最新鋭ステルス戦闘機F35が搭載できるよう改修する予定だ。日本政府は計147機を購入することを決定している。大統領はこの購入をたたえ、日本の防衛力を高めることへの安倍首相のコミットメントを評価。米国の安全保障の強化にもつながると話した。

  その後、米海軍の強襲揚陸艦「ワスプ」の乗組員らを前に、「米日の同盟はかつてないほど強固だ」と述べた。同基地について「米海軍の艦隊と同盟国の艦隊が共に司令部を置く世界で唯一の港だ。鉄壁の日米協力関係の証(あか)しだ」と語った。

原題:Trump Cites Progress in Japan Ahead of Address to U.S. Troops(抜粋)
Trump Hails Japan Ties in Visit Papering Over Cracks With Ally

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