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きょうの国内市況(5月28日):株式、債券、為替市場

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●日本株は続伸、割安感頼りに買い戻し継続ー自動車や電機など輸出高い

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  東京株式相場は、割安感が意識され続伸。業界再編への期待感から自動車が買われたほか、電機などの輸出関連にも買いが入った。自社株買いを前日発表した東京エレクトロン株は前日比2.7%高と主要指数を支えた。

  • TOPIXの終値は前日比3.99ポイント(0.3%)高の1550.99、3日続伸は4月23日以来
  • 日経平均株価は同77円56銭(0.4%)高の2万1260円14銭

  東海東京調査センター投資戦略部の庵原浩樹シニアストラテジストは、「日経平均のPER11.9倍は過去1年間の平均12.7倍と比較して割安な水準にあり、買い戻しが入りやすい状況にある」と話した。また、FCAによる仏ルノーへの統合提案が行われたことによって「世界的に自動車業界の再編が進むのではとの期待が広がり、大きな転換点を迎える可能性から投資対象として魅力が高まる」と述べた。

  • 東証1部33業種は、東エレクの電機や精密機器、輸送用機器、機械など輸出関連が上昇率上位、保険や銀行など金融株も上位
  • 鉱業や空運、電気・ガスは下落
  • きょうはMSCIのリバランス反映日、東証1部の売買代金は取引終了間際に膨らんで前日比98%増の2兆9130億円

●超長期債が上昇、40年入札好調で買い優勢-利回り曲線はフラット化

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  債券相場は超長期債主導で上昇。米中貿易摩擦の長期化観測やイタリア財政問題など欧州情勢の不透明感に加えて、この日に実施された40年債入札が強い結果となったことで買いが優勢となった。超長期ゾーンの金利低下が大きくなり、利回り曲線はフラット(平たん)化した。

  • 40年物11回債利回りは入札結果を受けて2ベーシスポイント(bp)低い0.515%に低下
  • 新発20年債利回りは0.32%と2016年9月以来、新発30年債利回りは0.49%と3月25日以来の水準にそれぞれ低下
  • 新発10年債利回りは0.5bp低いマイナス0.075%と4月2日以来の低水準
  • 長期国債先物6月物は前日比7銭高の152円89銭で高値引け

三井住友トラスト・アセットマネジメントの押久保直也シニアエコノミスト

  • 40年債入札が強い結果となったことを受けて、超長期債を中心に利回り曲線がフラット化する展開
  • 米中貿易摩擦以外に欧州で政治的な不透明感が強まる中で、世界的になかなか金利は上昇しにくい
  • 欧州中核国の国債利回りが極端につぶれる中で、消極的ながらも相対的に利回りが残っている超長期ゾーンの円債を買わなくてはいけなくなっている

40年債入札

  • 最高落札利回りは0.535%、ブルームバーグがまとめた市場予想の0.55%を下回る強い結果
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.87倍と昨年5月以来の高水準、前回は3.50倍

●ドル・円は109円半ば、株高が下支えも連休明けの米市場待ち

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=109円台半ば。日本株や中国株の上昇を背景にリスク回避後退に伴う円売りが下支えとなった一方、連休明けの米市場待ちのムードが強く、小幅な値動きとなった。

  • ドル・円は午後3時13分現在、前日比ほぼ横ばいの109円50銭。日中の値幅は109円63銭から109円43銭と20銭にとどまる
  • ユーロ・ドルは0.1%安の1ユーロ=1.1183ドル。前日の海外市場に続いてイタリアの財政赤字を巡る懸念が重しとなり、ユーロ・円は0.1%安の1ユーロ=122円45銭

大和証券投資情報部の石月幸雄シニア為替ストラテジスト

  • 日米首脳会談も特に材料にならず、連休明けの米国市場の動きも確認したいので、東京時間は様子見
  • 相変わらずドル・円の109円前半は日本勢中心にビッドが厚いが、チャートの形自体は週足一目均衡表の雲を若干下回るなど下方向に行こうとしており、投機勢は円高方向の材料を待っているかもしれない
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