コンテンツにスキップする

ソフトバンクが初の発行体格付けを取得、R&Iが「A+」

  • 方向性は「安定的」、ビジョン・ファンドとの協業に注目
  • 親会社ソフトバンクGで最も高いのは「A-」、2段階の差
ソフトバンクの孫正義社長

ソフトバンクの孫正義社長

Photographer: Akio Kon/Bloomberg
ソフトバンクの孫正義社長
Photographer: Akio Kon/Bloomberg

国内通信大手のソフトバンクは、格付投資情報センター(R&I)から新規に「A+(シングルAプラス)」の発行体格付けを取得した。昨年12月に株式を新規上場して以降、初めての取得だ。格付けの方向性は「安定的」。

  28日のソフトバンクの発表では、「A+」の評価を受けたことで今後の資金調達手段の多様化による財務の安定性が向上し、資金調達コストの改善が期待できると説明している。

  R&Iは、ソフトバンクは価格帯やサービスの質が異なる複数の有力ブランドを持ち、比較的強固な顧客基盤を構築していると分析。子会社化するヤフーのほか、親会社ソフトバンクグループビジョン・ファンドによる投資先との合弁事業など競合にはない強みを生かし、収益源を確立できるかどうかに注目しているという。競合のNTTドコモの格付けは「AA+」、KDDIは「AA-」。

Toyota Motor and SoftBank Group Venture MONET Technologies News Conference

ソフトバンクは自動運転関連で新たな収益源も模索

Photographer: Toru Hanai/Bloomberg

  R&Iの格付け定義では「A」は信用力が高く、部分的に優れた要素があると判断され、中でも上位格の「AA(ダブルA)」に近いものに「+」が付与される。親会社ソフトバンクGの格付けで最も高いのは日本格付研究所(JCR)の「A-(シングルAマイナス)」となっており、今回の格付けはこれよりも2段階高い。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE