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初の女性欧州委員長狙うベステアー委員-リベラル勢力伸長を追い風に

  • 欧州議会選でリベラル勢力や緑の党が議席を大きく伸ばした
  • EU首脳は28日にブリュッセルで臨時会合を開き要職人事を協議

欧州の焦点が欧州議会選から次期欧州委員長人事を巡る攻防へと移る中、欧州委のベステアー委員(競争政策担当)は初の女性欧州委員長の座を狙っている。

Reactions as European Parliament Makes EU Vote Announcements

ベステアー欧州委員

写真家:Geert Vanden Wijngaert / Bloomberg

  グーグルなど米ハイテク大手に制裁金を科したことで名を上げたデンマーク出身のリベラル派、ベステアー委員はEU首脳の男女数均衡を主張、また中道右派による権力掌握を終わらせるべきだと訴え、欧州委員長就任への意欲を隠さない。

  EU首脳は28日、臨時会合を開くが、そこでEU要職人事を巡る最初の駆け引きが始まる。競争や貿易など重要問題で大きな権限を持つ欧州委員長だけでなく、欧州中央銀行(ECB)総裁の後継人事も話し合われる。

  欧州議会選で主流派政党は、親EUのリベラル勢力や緑の党の伸長に支えられ、ポピュリスト政党の躍進を一定程度食い止めた。中道右派と中道左派の連合は40年前に直接選挙が始まって以来初めて過半数議席に届かず、EU要職人事への影響力が弱まったことから、比較的小規模なリベラル勢力のベステアー氏のような候補が選ばれる可能性が出てきている。

原題:Vestager Eyes Top EU Job as Liberals Get Boost From Elections(抜粋)

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