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Photographer: Eddie Seal

原油先物が反発、イランやリビアの供給懸念で-北海ブレント2.1%高

  • リビアのハフタル氏がトリポリ攻撃を当面継続と表明
  • OPECは来月の総会で今後の減産方針を決定
Floor hand Alejandro Cabanas holds a line from the floor on Orion Drilling Co.'s Perseus drilling rig near Encinal in Webb County, Texas, U.S., on Monday, March 26, 2012. The Perseus is drilling for oil and gas in the Eagle Ford Shale, a sedimentary rock formation underlying an area of South and East Texas.
Photographer: Eddie Seal

27日の北海ブレント原油先物は反発。米中貿易戦争が原油需要を後退させると懸念されているが、イランやリビアからの供給が混乱する恐れがある。

  北海ブレントは2.1%上昇した。先週は4.9%下落と、今年に入って週間ベースで最大の下げとなった。米国とイランの間の緊張が高まる中で、石油輸出国機構(OPEC)は来月のウィーンでの総会で今後の減産方針を決定する。米・イランの緊張激化は世界の主要な原油供給地域を危険にさらす公算がある。リビアで武装勢力「リビア国民軍(LNA)」を率いるハリファ・ハフタル氏が先週末、トリポリへの攻撃をやめない方針を表明し、回復しつつある原油生産が新たな打撃を被る可能性が出てきた。

  トロントのTDセキュリティーズのコモディティー戦略責任者バート・メレク氏は電話インタビューで、「これは先週の急落からの若干の反発だ」とした上で、「OPECは引き続き供給を引き締めており、イランとリビアに関する地政学リスクがあることは疑いない」と指摘した。

  ロンドンICEの北海ブレント7月限は1.42ドル高の1バレル=70.11ドル。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は0.61ドル高の同59.24ドル。27日は米英とも祝日だった。

原題:Crude Rebounds as Supply Risks Help Offset Trade War Concerns(抜粋)

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