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イタリア、35億ユーロの制裁金支払いリスク-債務抑制できず

欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委員会はイタリアの過剰財政赤字を巡って報告書を作成し、財務相理事会に勧告を出すことを検討している。事情に詳しい関係者が明らかにした。35億ユーロ(約4300億円)の課徴金につながる可能性があるという。

  今回の措置はEUの定期的な財政監視プロセスの一環で、6月5日に開始される可能性が高い。同国の財政を巡るEUとの対立がエスカレートすることになりそうだ。こうした対立は2018年末に市場を混乱させていた。まだ最終決定されていないとして、関係者は匿名で話した。イタリア財務省の報道官はコメントを控えた。

  このニュースを受けて、イタリア国債は下落。10年債利回りは6ベーシスポイント(bp、1bp)上昇の2.61%。ユーロは下げ幅を拡大し、対ドルで0.1%安の1ユーロ=1.1190ドル。

  欧州委員会の勧告は長い複雑なプロセスにおける第一歩にすぎない見通しだ。このプロセス全体はEU加盟各国政府が複数回にわたり議論することが求められる。

原題:Italy Risks $4 Billion EU Penalty Over Failure to Rein In Debt(抜粋)

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