コンテンツにスキップする

きょうの国内市況(5月27日):株式、債券、為替市場

国内市況の過去の記事はこちらです。指標はここをクリックして下さい。

●日本株は小幅上昇、東証1部の売買代金は4年5カ月ぶり低水準

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京株式相場は小幅上昇。前週末の米国株が反発し、トランプ米大統領が日米貿易交渉で急がない意向を示したことから警戒感が和らぎ安心感が広がった。ただ、きょうは英米市場の休場で参加者が少なく、東証1部売買代金は約4年5カ月ぶりの低水準にとどまった。

  • TOPIXの終値は前営業日比5.79 ポイント(0.4%)高の1547.00と続伸
  • 日経平均株価は同65円36銭(0.3%)高の2万1182円58銭と3営業日ぶりに反発
  • 東証1部の売買代金は1兆4714億円、2014年12月26日以来の低水準

  三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩シニアストラテジストは、「日米貿易交渉の合意が先送りになり、米国が強硬な姿勢で要求を出してこないとみられることから、株式市場の安心感につながっている」と話した。それでも、日米の間には自動車関税や輸入数量の問題、農産品関税などと多く難題があるため、「歩み寄るには時間的余裕は少ない」とみていた。

  • 東証1部33業種は鉱業や石油・石炭製品、電気・ガス、医薬品、情報・通信、精密機器、電機が上昇率上位
  • パルプ・紙、繊維、食料品は下落

●債券は小幅安、株高や日銀オペ結果受け-40年入札控えて超長期債軟調

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  債券相場は小幅安。前週末の米国市場で株価や原油相場が上昇した流れを引き継いで売りが先行し、日本銀行がこの日実施した国債買い入れオペが弱めの結果となったことも逆風となった。40年債入札を28日に控えて超長期ゾーンが軟調だった。

  • 長期国債先物6月物の終値は前週末比4銭安の152円82銭。午後に一時152円81銭まで下落
  • 新発10年物354回債利回りは0.5ベーシスポイント(bp)高いマイナス0.07%
  • 新発30年債利回りは0.505%、新発40年債利回りは0.535%と、いずれも0.5bp上昇

SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジスト

  • 大きな流れとしては横ばい。きょうは米国、英国市場が休場とあって、なおさら日本国債市場も方向感が出にくい面も
  • あすの40年債入札は、消去法的な買いで無難に消化か
  • 40年債はイールドカーブ的には厳しい水準だが、年に一度の新発債でデュレーションが伸びる魅力がある上、為替ヘッジ付きのフランス債と比べるとやや割安感がある

日銀オペ

  • 対象は残存期間1年超3年以下と3年超5年以下、10年超25年以下と25年超など
  • 買い入れ額はそれぞれ3500億円と4000億円、1600億円と400億円に据え置き
  • SMBC日興の竹山氏
    • 3年超5年以下が無難だった以外はやや弱め-午後の売り材料に
    • ただ、落札利回りの水準自体は入札時よりまだ低いこともあり、オペ結果の判明後に売りが続く感じではなく、押し目買いも入っている

●ドル・円は上昇、日米通商交渉への警戒感和らぐー円全面安

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京外国為替市場のドル・円相場は小幅に上昇。トランプ米大統領が日米通商交渉の合意を夏の参院選後まで先送りする意向を示したことや、きょうの日米首脳会談・共同記者会見でも為替や自動車輸出規制などの具体的な要求が出なかったことから警戒感が和らいだ。円は主要通貨に対して全面安。

  • 午後3時47分現在のドル・円は前週末比0.2%高の1ドル=109円54銭。早朝の109円28銭から、日米首脳の共同会見中に一時109円56銭まで上昇
  • ユーロ・ドル相場は横ばいの1ユーロ=1.1203ドル。一時1.1215ドルと16日以来のユーロ高・ドル安水準の場面も

あおぞら銀行の諸我晃総合資金部部長

  • 日米貿易協議で為替条項や自動車輸出規制などが懸念されていたが、本格的な議論は参院選後に先送りとなったほか、記者会見でも厳しい要求は出てこず今後も検討していくという融和ムードを好感した
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE