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きょうの国内市況(5月24日):株式、債券、為替市場

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●TOPIX小反発、通信や陸運など内需安定株買われる-原油関連安い

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  東京株式市場ではTOPIXが4営業日ぶりに小幅反発。米国と中国の通商摩擦が長期化し、米景気指標が悪化したため、投資家の資金は情報・通信や陸運、不動産、電気・ガスなど内需ディフェンシブ関連に向かった。半面、海外原油安から石油・石炭製品や鉱業は売られ、日経平均株価は小幅安。

  • TOPIXの終値は前日比0.63ポイント(0.04%)高の1541.21
  • 日経平均株価は同33円92銭(0.2%)安の2万1117円22銭

  アセットマネジメントOne・調査グループの清水毅ストラテジストは「PMIなどのソフトデータは米中問題の影響が早めに出るため悪化は仕方がない」と前置きした上で、「5月の数字は景気後退に向かうとされる45-46までまだ距離がある。米中問題だけの影響なら、ハト派的な金融政策で米景気はリセッションには至らないだろう」と述べた。米国株が高値から5%程度の調整にとどまる一方、日本株は約2割調整して株価水準が低いとし、「悪材料に打たれ強くなっている」と同氏はみる。

  • 東証33業種では証券・商品先物取引や不動産、鉄鋼、情報・通信、パルプ・紙、ガラス・土石製品、電気・ガス、陸運が上昇
  • 鉱業や石油・石炭製品、海運、電機、医薬品、ゴム製品は下落

  
●債券上昇、米長期金利の大幅低下で買い優勢ー利回り曲線フラット化

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  債券相場は上昇。長期金利は約1カ月半ぶりの低水準を付けた。米中貿易戦争の激化や世界経済への影響が懸念され、米国債市場で長期金利が大幅低下した流れを引き継いぎ、買いが優勢となった。超長期ゾーンの金利低下がやや大きくなり、利回り曲線はフラット(平たん)化した。

  • 長期国債先物6月物の終値は前日比8銭高の152円86銭。一時152円89銭まで上昇
  • 新発10年物354回債利回りは0.5ベーシスポイント(bp)低下のマイナス0.07%と、4月2日以来の水準
  • 新発20年債利回りは0.325%と3月28日以来、新発30年債利回りは0.50%と4月3日以来の低水準

SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジスト

  • 米中貿易戦争が激しくなり景気のモメンタムが鈍化する中、米債市場は原油安で期待インフレも低下し、それについていくような感じで米長期金利が下がっていく感じ
  • 30年や40年債が堅調で、超長期ゾーンは日本銀行が4月19日にオペを減額した時よりもフラット化している
  • 来週はフラット化を抑制するオペ減額も意識されるが、買いそびれた参加者はそれを期待している面もあり、減額されても金利はあまり上昇しない

流動性供給入札

  • 対象は残存期間1年超5年以下
  • 応札倍率は4.87倍、同年限の前回入札は4.41倍
  • 最大利回り差がマイナス0.005%、平均利回り差はマイナス0.006%

  
●ドル・円は109円台半ば、米中対立や世界景気懸念が上値抑制

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=109円台半ばを中心に推移。日本株が下げ渋るなど過度のリスク回避の動きが一服する中、実質五・十日のドル買い需要の観測などから底堅さも見られたが、通商問題を巡る米中対立の長期化や世界的な景気減速への懸念が上値を抑えた。

  • ドル・円は午後3時36分現在、前日比0.1%安の109円49銭。米商務省による通貨安誘導国への相殺関税計画を受けて109円48銭とニューヨーク安値付近まで弱含んだ後、一時109円75銭まで強含むも、終盤は109円台半ばに戻した
  • オーストラリア・ドルは対ドルでほぼ変わらずの1豪ドル=0.6899ドル。豪ウエストパック銀行が同国の年内3回の利下げ予想を示したのを受けて、0.3%安の0.6881ドルまで売られる場面も

あおぞら銀行の諸我晃総合資金部部長

  • 実需の買いなどもあったとみられ、日経平均など戻しており過度なリスクオフ一服でドル・円は買われたが、昨日のPMI(購買担当者指数)は欧州・米国とも良くなかったので、リスクオフ方向への注意は引き続き必要
  • 今週110円70銭付近まで買われた分のポジション調整がまだあるなら、米国の三連休前で109円前半ぐらいまでの押しはあると思う

  

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