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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

S&P500種ETFの空売り、2015年以来のハイペース

  • 空売り残高は今週、発行済み口数の7%に増加-IHSマークイット
  • 先行きに不安が生じつつある-コロンビア・スレッドニードル
A trader works on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S., on Monday, May 13, 2019. U.S. stocks and commodities tumbled after China retaliated with higher tariffs on a range of American goods.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米連邦準備制度が利上げに着手して以降、投資家が今ほど熱心に米株式市場をショート(空売り)したことはなかった。

  IHSマークイットのデータによると、S&P500種株価指数に連動する上場投資信託(ETF)「SPDR・S&P500ETFトラスト」の空売り残高は今週、発行済み口数の7%まで増加した。これは米金融当局が政策金利をゼロ付近から引き上げ始めて同指数が調整した2015年以来の高水準。

Short interest on the largest S&P 500 ETF is at the highest since 2015

  今回は市場の不安の要因が無数にある。米中貿易摩擦は悪化の一途の様相を呈しており、市場は利下げ1回を予想し続けているものの米金融当局は依然として据え置き姿勢を貫いている。それでもS&P500種は過去最高値から4%程度しか下げていない。

  コロンビア・スレッドニードル・インベストメンツのマネーマネジャー、マシュー・リトフィン氏は「先行きに不安が生じつつある」と述べ、米中貿易摩擦に加え、「経済がかなり良好で米金融当局は緩和姿勢が見込まれるという今のようなゴルディロックス(適温経済)は実際にはあり得ない。米金融当局は景気を刺激せずパンチボウルを持ち去る。当局はパーティーでパンチボールに飲み物をつぎ足さない」と述べた。

原題:Traders Are Shorting the S&P 500 at a Rate Unseen Since 2015(抜粋)

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