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Photographer: Akio Kon/Bloomberg

債券恐怖指数が最低に接近、日銀の手詰まり感を反映か

変動率が日銀フォワードガイダンス導入前に逆戻り
Pedestrians walk past the Bank of Japan (BOJ) headquarters in Tokyo, Japan, on Monday, March 11, 2019. An increasing number of economists see additional stimulus as the BOJ’s next policy step, while they are unanimous in forecasting no change at this week’s board meeting.
Photographer: Akio Kon/Bloomberg

投資家の不安心理を反映する日本国債版の恐怖指数が落ち込んでいる。長期国債先物のボラティリティーを年率換算で示したS&P/JPX日本国債VIX指数は23日に1.22と、昨年7月に記録した過去最低の1.11に接近した。日本銀行は4月にフォワードガイダンス(政策金利の指針)を修正し、2020年春ごろまで現在の低金利水準を維持すると明確化した。

三井住友トラスト・アセットマネジメントの押久保直也シニアエコノミストは、「米中通商協議がこじれる中で、世界経済の落ち込みが懸念されて各国中央銀行の利下げが現実的になってきているが、日銀に関しては金融政策の余地がないということが見透かされている」と指摘。「円債市場は日銀相場になっているので、政策の手詰まりが意識されるとボラティリティーは出にくい」と話した。

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