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クリーブランド連銀総裁:利下げは「悪い政策」だろう-慎重さ必要

  • インフレ目標は金利を据え置くことで達成可能-メスター総裁
  • 企業にとって貿易より労働力の確保の方がより大きな懸念材料

米クリーブランド連銀のメスター総裁にとって、インフレ率を連邦準備制度の目標に回帰させるのに必要なのは抜本的な行動よりもむしろ自制だ。

  メスター総裁はブルームバーグ・ニュースとのインタビューで、インフレ率押し上げのため利下げすべきだという考えを一蹴。自身の見通し通り物価が年内に再び上向いた場合でも、当局は性急に反応しないよう慎重になるべきだと述べた。

  同総裁は22日に行われたインタビューで、「本当にインフレ期待を上向かせたいのなら、積極的な行動を取らなければならないのは明らかだろう。それが唯一の目標であるならばだ」と述べた上で、最大限の雇用という「別の目標が当局にはあり、それは悪い政策になるだろう。その目標で冒すリスクが行き過ぎることになる」と付け加えた。

  インフレに対してややタカ派姿勢と受け止められているメスター総裁は、「目標からさほど遠くないため、私はむしろもっと慎重に事を進めたい。それは金利を低く抑えることをいとわない、ということだ」と語った。

  貿易問題に関しては、米中関係の悪化を巡る不確実性がクリーブランド連銀管轄地域の企業の重しになっていることを認めた一方、関税は最大の懸念要因ではないと指摘。「企業は働き手を見つけることができず賃金を引き上げており、引き続き労働者を確保できない場合はさらなる賃上げが必要になる。それが彼らの最大の関心事だ」と語った。

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Fed's preferred core inflation gauge has missed 2% goal almost all the time since 2012

Source: U.S. Commerce Department

原題:Fed’s Mester Says an Interest-Rate Cut Would Be ‘Bad Policy’(抜粋)

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