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ロゼ人気が拡大、LVMHは初のロゼワイン生産のワイナリー買収

  • 仏プロバンス地方のワイナリー「シャトー・デュ・ガルペ」買収
  • プロバンス産ロゼ輸出はここ10年で14倍に増加-業界団体
relates to ロゼ人気が拡大、LVMHは初のロゼワイン生産のワイナリー買収
Photographer: Sara Ricci/EyeEm
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フランスの高級品メーカー、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンは20日、仏地中海沿岸プロバンス地方にある17世紀創業のワイナリー「シャトー・デュ・ガルペ」を買収すると発表した。

  ハンドバッグ「ルイ・ヴィトン」やシャンパン「ヴーヴ・クリコ」などで知られるLVMHはこれで、ロゼワイン生産者も初めて傘下に収めることとなった。LVMHは「柔らかな潮風でブドウの木を活性化させる」気候が安定生産を約束しており、それが同ワイナリーのセールスポイントだと説明した。

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シャトー・デュ・ガルペ

ソース:モエヘネシー

  LVMHが持つワイン・スピリッツのブランドには、シャンパン「ドン・ペリニヨン」や「ルイナール」、コニャック「ヘネシー」などがある。これまでの買収先には「クロ・デ・ランブレイ」などトップクラスのボルドーワインやブルゴーニュワインの生産者が含まれる。

  今やロゼワインの需要は拡大し、最近では夏の昼間に行われるパーティーの定番にもなっている。こうした流れを背景に、高級ブランドを傘下に持つLVMHが、小売価格15ドル(約1700円)未満のワインも取り扱うシャトー・デュ・ガルペを買収するに至った。

  業界団体プロバンスワイン委員会(CIVP)によれば、プロバンス産ロゼワインの輸出はここ10年で14倍に増加。昨年の輸出額は8%増と、フランス産ワイン全体の伸びの約3倍となっている。

  LVMHの今回の買収は、若い高級品消費者の急速に変化する嗜好(しこう)への対応が狙い。同社はシャトー・デュ・ガロペ買収のために支払った金額については明らかにしなかった。

原題:Dom Perignon Owner Buys First Rose Wine as Pink Fever Spreads(抜粋)

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