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半導体株指数、月間下げ率14%に-米中摩擦やクアルコム訴訟が重し

  • クアルコムは11%下落-独禁法に違反したと米地裁が判断
  • 米政府がブラックリストに中国企業の追加掲載を検討

22日の米株式市場で半導体株の指数は反落。このままいけば月間パフォーマンスはこの10年余りで最悪になる。クアルコムが反トラスト法(独占禁止法)に違反したと米地裁が判断したことや、トランプ政権がブラックリストに載せる中国企業の追加を検討していると伝えられたことが響いた。

  フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は一時2.4%下落。今月の下げ率は約14%に達している。この日のSOXの下げはクアルコムが11%下落したことが主因。米連邦取引委員会(FTC)がクアルコムを相手取って起こした訴訟で、米連邦地裁の判事は同社が反競争的慣行を行ったとするFTCの主張を認める判断を下した。

  中国の華為技術(ファーウェイ)に部品を供給するコルボと、アナログ半導体メーカーのオン・セミコンダクターはそれぞれ一時約3%下落した。

Semiconductor index is on pace for its worst month since 2008

  SOXは約1カ月前には過去最高値を付けていたが、半導体は米中貿易摩擦の激化で最も大きな打撃を受けている業種の一つ。トランプ政権はファーウェイへの輸出を禁じる措置に続き、大手ビデオ監視機器メーカーの曠視科技(メグビー)、杭州海康威視数字技術など中国企業5社について、米国の重要技術利用を事実上禁じることを検討していると事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  これを受け、杭州海康威視数字技術の主要サプライヤーであるアンバレラは一時14%下落した。中国の報復措置に対する懸念の高まりでアップルの株価は今月に入ってから約9%下落している。同社は端末生産の大半を中国に依存している。

原題:Chip Stock Rout Worsens With Qualcomm’s Latest Blast of Bad News(抜粋)

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