コンテンツにスキップする

NY連銀総裁:現時点で強い論拠は見られない、利下げも利上げも

ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、米金融当局には現時点で金利の引き上げも引き下げも必要ないが、最近のインフレの弱さが一過性であることを示す証拠を注意深く見守っていると述べた。

  ウィリアムズ総裁は22日、ニューヨークでの記者会見で、「データなどで見た情報に基づくと、金利をどちらの方向にも動かす強い論拠は目下のところ見られない」と発言。「景気がどういった状況にあるか、見通しへのリスクはどのように変わっているか、そして重要なのはインフレのトレンドがどのように動いているかを確認するため、今後数カ月および数四半期の展開を見守っていく」と話した。

  同総裁はダラス連銀が算出する、いわゆるトリム平均のインフレ指標に言及し、「基調的なインフレが2%前後であることを示す兆候だと考える」と述べた。ダラス連銀の同インフレ指標は3月の数値が1.96%だった。

  ウィリアムズ氏は物価圧力の弱さが本当に一過性であるとする当局の「作業仮説」を裏付ける確証を注意深く見守っていると発言。「インフレ率が高くなり過ぎることは心配していないが、インフレが長期にわたって当局目標の2%で推移することを強く望んでいる」と語った。

原題:Fed’s Williams Sees No Strong Case for a Rate Cut or Hike Now(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE