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債券上昇、米中貿易摩擦の長期化観測で買いー高値警戒感で伸び悩みも

更新日時

債券相場は上昇。長期金利は約1週間ぶりの低水準を付けた。米中貿易摩擦の長期化懸念から株安・債券高が進んだ米国市場の流れを引き継いで買いが優勢だった。午後に入ると、高値警戒感や、日本株の下げと円高の一服を背景に上値が重くなる場面もあった。

  • 長期国債先物6月物の終値は前日比7銭高の152円78銭。一時は152円81銭まで上昇したが、午後に入ると152円74銭まで伸び悩んだ
  • 新発10年物354回債利回りは1ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.065%と、17日以来の水準まで低下
  • 新発20年債利回りは0.335%と一時約2カ月ぶり、新発30年債利回りは0.505%と1週間ぶりの水準まで低下後、それぞれ0.345%、0.52%まで戻す場面も

市場関係者の見方

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト
  • 日銀の国債買い入れオペも利付国債の入札も主要経済指標もないため、海外市場の流れを受けてしっかりの展開
  • 米中貿易交渉や英国の欧州連合(EU)離脱、消費増税延期の可能性など不透明要因が多く、大きくは動きにくい
BNPパリバ証券の井川雄亮債券ストラテジスト
  • これまで海外対比で金利低下が限定的だったのと昨日の20年債入札で応札倍率が過去最高となったことで、ブルフラット(平たん)化への道が開かれたようにみえるが、高値警戒感から金利低下のスピードは鈍る

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.155%-0.165%-0.060%0.340%0.515%0.545%
前日比 横ばい 横ばい-0.5bp-0.5bp-0.5bp 横ばい
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