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きょうの国内市況(5月22日):株式、債券、為替市場

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●TOPIX小幅続落、米中摩擦懸念くすぶり失速-内需一角や電機安い

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  東京株式市場ではTOPIXが小幅続落。米国と中国の通商摩擦への懸念がくすぶり、上昇で始まった電機が失速、陸運や食料品、小売など直近堅調だった内需関連の一角も安くなった。半面、機械受注の上振れで機械は上昇し、商社や非鉄金属も高い。

  • TOPIXの終値は前日比4.09ポイント(0.3%)安の1546.21
  • 日経平均株価は10円92銭(0.1%)高の2万1283円37銭

  セゾン投信の瀬下哲雄運用部長は「報じられた5社は先端技術を持つそれなりの企業規模で、アクセスが禁じられれば米企業などにも影響する可能性がある」と語る。米中摩擦に関しては「日々深刻なニュースが多く出ており、マクロ系ファンドを中心に株売りのリスクオフになる」と言う。

  TOPIXの下げは小幅にとどまり、日経平均は小反発した。「市場は米中摩擦に関するニュースが本気なのか交渉術なのか半信半疑。このところ、ヘッドラインのインパクトに比べて株価が影響を受けている時間が短くなっており、最終的には相互に妥協するのではないかと楽観している」と瀬下氏。きょうの取引開始前に発表された3月の機械受注は前月比3.8%増と市場予想(0.0%)を上回り、東証1部機械指数は3日ぶりに上昇した。

  • 東証33業種では陸運、石油・石炭製品、小売、食料品、保険が下落
  • 鉱業、非鉄金属、機械、卸売、化学、建設は上昇

●債券上昇、20年債入札の強い結果受けて買い優勢ー利回りフラット化

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  債券相場は上昇。米国が中国の華為技術(ファーウェイ)に対する米製品の禁輸措置を一部緩和すると発表したのを受けた海外市場の流れで売りが先行した後、20年債入札の強い結果を好感して買いが優勢となった。超長期債の金利低下幅が大きくなり、利回り曲線はフラット(平たん)化した。

  • 長期国債先物6月物の終値は前日比6銭高の152円71銭で高値引け。午前は152円59銭まで下落したが、午後に入ると水準を切り上げた
  • 新発20年物168回債利回りは1ベーシスポイント(bp)の低下。新発30年債利回りは1.5bp、新発40年債利回りは2bpの低下

パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長

  • 10年債利回りがマイナスなので、買われる時はプラスの金利を求める資金が30年債と40年債に集まりやすい
  • 今週は欧州議会選で反欧州連合(EU)派が台頭する懸念から、日経平均やドル・円などのリスク性資産の上値が重く、超長期債に買いが入りやすい
  • ただ、一本調子に金利低下が進むのではなく、振り子が振れるように上下動する展開ではないか

20年債入札

  • 最低落札価格は100円70銭とブルームバーグがまとめた市場予想100円65銭を上回る
  • 応札倍率は5.47倍と20年入札としては過去最高、前回は5.10倍
  • テールは5銭と前回の3銭から拡大

●ドル・円小幅安、米中通商摩擦への懸念が高まる-110円台前半

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  東京外国為替市場のドル・円相場は小幅下落。序盤は前日の米株高・米金利上昇の流れを受け、ドル買いが優勢となっていたが、米国が中国企業の最大5社をブラックリストに掲載することを検討しているとの報道が流れると売り圧力が強まった。

  • ドル・円は午後3時14分現在、前日比0.1%安の1ドル=110円44銭。110円63銭を高値に一時110円39銭まで下落も、取引レンジは24銭にとどまった
  • ユーロ・ドルは0.1%安の1ユーロ=1.1155ドル。ユーロ・円は0.1%安の1ユーロ=123円20銭

NBCフィナンシャル・マーケッツ・アジアのデービッド・ルー氏(香港在勤)

  • 米中通商摩擦に対して市場が神経質になっている中、中国企業のブラックリスト掲載検討報道にドル・円は反応して売られた
  • ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表を控え、下値ではドル・円ショートポジションの巻き戻しが遅れているプレーヤーの買いもありそう
  • ヘッドラインに振らされる相場の中で、腰を据えてポジション取るというインセンティブが弱い。109円から111円をコアにしたレンジで方向感の乏しい状態が続くだろう
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