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ブラード総裁:昨年12月の利上げで若干行き過ぎた可能性

更新日時
  • 米国の金利はどちらかと言えば若干引き締め気味-インタビュー
  • 利下げは時期尚早、関税が金融政策に影響し始めるのはかなり先

米セントルイス連銀のブラード総裁は22日、利下げについて話すのは時期尚早だが、連邦準備制度は昨年12月の利上げで若干行き過ぎた可能性があると述べた。ブルームバーグテレビジョンとの香港でのインタビューで語った。

  ブラード総裁は「米国の金利は現在良い状態にあり、どちらかと言えば若干引き締め気味だろうと思う」と述べ、「12月の利上げで若干行き過ぎた可能性を私は懸念しているが、連邦公開市場委員会(FOMC)が方向転換したことに満足している」と話した。

Federal Reserve Bank of St. Louis President and CEO James Bullard Interview

ブラード総裁

Photographer: Akio Kon/Bloomberg

  今年のFOMCで投票権を持つブラード総裁は、一貫してハト派姿勢を続けており、明確なインフレ圧力のない状況での利上げには反対している。

  同総裁は低いインフレ期待が懸念材料だと指摘した上で、12月の利上げには反対を唱えたと述べ、2%の中立金利からすれば「今は若干引き締め気味だ」とコメント。利下げに踏み切れば米当局がインフレ目標を達成する決意であることを伝える重要なシグナルとなるが、そうした行動は現時点では時期尚早だとの見解を示した。
  
  米国と中国との通商対立については、農業関係者は関税引き上げを非常に憂慮しているものの、関税が米金融政策に影響し始めるまでに数カ月はかかるだろうと予想。「これが米金融政策に実際に影響するには、この関税が半年程度といったかなり長期間にわたり継続される必要がある。半年後の時点で解決の見込みがまだなければ、その時点で米金融政策に重くのしかかり始めると思う」と述べた。その上で、中国が米国と貿易合意をまとめた場合は、中国経済は「景気づく」と付け加えた。

原題:Bullard Says December Fed Hike May Have Slightly Overdone It (1)(抜粋)

(総裁発言を追加して更新します.)
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