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Photographer: Keith Bedford/Bloomberg

TOPIX小幅続落、米中摩擦懸念くすぶり失速-内需一角や電機安い

更新日時
  • 米政府は中国企業最大5社について米企業へのアクセス禁止を検討
  • 3月機械受注は3.8%増と予想上回る、日経平均は小幅反発
Pedestrians walk past the Tokyo Stock Exchange (TSE), operated by Japan Exchange Group Inc. (JPX), in Tokyo, Japan, on Friday, April 26, 2019. Japan's retail investors have propelled their net long yen positions against the dollar to near a record ahead of the nation's extended Golden Week holidays.
Photographer: Keith Bedford/Bloomberg

22日の東京株式市場ではTOPIXが小幅続落。米国と中国の通商摩擦への懸念がくすぶり、上昇で始まった電機が失速、陸運や食料品、小売など直近堅調だった内需関連の一角も安くなった。半面、機械受注の上振れで機械は上昇し、商社や非鉄金属も高い。

  • TOPIXの終値は前日比4.09ポイント(0.3%)安の1546.21
  • 日経平均株価は10円92銭(0.1%)高の2万1283円37銭
Final Trading Day Before Super Golden Week Holiday

東京都内の証券会社の株価ボード

Photographer: Keith Bedford/Bloomberg

  事情に詳しい関係者によると、米政府はビデオ監視機器メーカー、杭州海康威視数字技術など中国企業最大5社について、米国の重要技術利用を事実上禁じることを検討している。TOPIXは電機株などが貢献してプラスで始まったが、買いは続かなかった。

  セゾン投信の瀬下哲雄運用部長は「報じられた5社は先端技術を持つそれなりの企業規模で、アクセスが禁じられれば米企業などにも影響する可能性がある」と語る。米中摩擦に関しては「日々深刻なニュースが多く出ており、マクロ系ファンドを中心に株売りのリスクオフになる」と言う。

  TOPIXの下げは小幅にとどまり、日経平均は小反発した。「市場は米中摩擦に関するニュースが本気なのか交渉術なのか半信半疑。このところ、ヘッドラインのインパクトに比べて株価が影響を受けている時間が短くなっており、最終的には相互に妥協するのではないかと楽観している」と瀬下氏。きょうの取引開始前に発表された3月の機械受注は前月比3.8%増と市場予想(0.0%)を上回り、東証1部機械指数は3日ぶりに上昇した。

22日は小幅続落
  • 東証33業種では陸運、石油・石炭製品、小売、食料品、保険が下落
  • 鉱業、非鉄金属、機械、卸売、化学、建設は上昇
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