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米国株が反発、貿易摩擦巡る最新動向に反応

更新日時
  • 米商務省、中国ファーウェイに対する米製品禁輸措置を一部緩和
  • NY原油は下落、米中摩擦の景気への悪影響拡大を警戒
Pedestrians pass the Wall Street subway station near the New York Stock Exchange.
Pedestrians pass the Wall Street subway station near the New York Stock Exchange. Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
Pedestrians pass the Wall Street subway station near the New York Stock Exchange.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

21日の米株式相場は反発。今月は貿易摩擦関連での行きつ戻りつの展開が金融市場の焦点になっているが、その状況は収束する兆しを見せていない。米国債は続落。

  • 米国株は反発、ファーウェイへの米製品禁輸措置の一部緩和を好感
  • 米国債は続落-10年債利回り2.43%に上昇
  • NY原油先物は反落、米中摩擦の景気への悪影響を警戒
  • NY金先物は反落、約2週間ぶり安値-株とドルが上昇

  米商務省は前日、中国の華為技術(ファーウェイ)に対する米製品の禁輸措置に関し、同社製品を使っている一部の米企業に90日間の猶予期間を与えると発表。これを受けてS&P500種株価指数は上昇した。ファーウェイなどを米市場から事実上締め出すとの米政権発表を受けて前日大幅安となっていた半導体株は、4営業日ぶりに上昇した。

  S&P500種株価指数は前日比0.9%高の2864.36。ダウ工業株30種平均は197.43ドル(0.8%)高の25877.33ドル。ナスダック総合指数は1.1%上昇。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp)上昇の2.43%。

  ニューヨーク原油先物相場は反落。米中摩擦が景気に及ぼす悪影響が拡大する可能性を警戒した。ボストン連銀のローゼングレン総裁は、貿易摩擦を巡る不確実性が米経済見通しに下振れリスクを加えていると指摘。経済協力開発機構(OECD)は2019年の世界成長率予想を下方修正した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物6月限は11セント(0.2%)安の1バレル=62.99ドルで終了。同限月はこの日が最終取引日となった。ロンドンICEの北海ブレント7月限は21セント高の72.18ドル。

  ニューヨーク金先物相場は反落、約2週間ぶり安値となった。株式市場の反発とドルの上昇を背景に、逃避先としての金需要が後退した。米政府はファーウェイに対する米製品の禁輸措置の一部について猶予期間を与えることを明らかにした。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は0.3%安の1オンス=1273.20ドル。

  貿易を巡る主要経済国の当局者発言や動向が入り混じる中、高リスク資産は5月に入り荒い値動きを続けている。こうした混乱の中でも、S&P500種は過去最高値更新まであとわずかという水準を保っている。

  イーバリュエーター・ファンズのケビン・ミラー最高経営責任者(CEO)はブルームバーグとのインタビューで「相場の2大動因は、心理とファンダメンタルズだ」とし、「市場は明らかに不透明感を好まないが、ファンダメンタルズの観点から言えば金融市場は今も非常に強い」と語った。

  米国債は短期物を中心に下落。欧州債市場で英国債が取引終盤に下げ足を強めたことや、ハイテク銘柄を中心とした米国株の上昇が背景。

原題:U.S. Stocks Bounce Back on Latest Trade-War Moves: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Bear Flatten as Gilts Slide, U.S. Equities Rally
Oil Dips as Trade Standoff Muddies Outlook for Economic Growth
PRECIOUS: Gold Slides to 2-Week Low as Dollar, Equities Advance

(第6段落以降を追加し、更新します.)
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