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Photographer: Westend61/Westend61

半導体セクターにリスク、ファーウェイへの禁止措置や関税引き上げ

  • 「大半ではないにしろ多くの」企業が影響を受ける-レイモンドJ
  • 半導体業界の苦境は想定より長期化、深刻化へ-カオ氏
Microchip with fuel cells, close up
Photographer: Westend61/Westend61

トランプ政権による中国輸入品への関税引き上げに加え、中国の華為技術(ファーウェイ)が米国のブラックリストに挙げられたことによって、業績予想の引き下げリスクが半導体業界全体に広がっていると、レイモンド・ジェームズが指摘した。

  アナリストのクリス・カソ氏は顧客リポートで、「半導体企業の大半ではないにしろ多くの企業が、業績予想の下方修正を迫られるだろう」と述べた。ルメンタム・ホールディングスは20日に見通しを引き下げたが、カソ氏は多くの企業がこれに続くと予想する。コルボは21日朝に予想を下方修正した。ザイリンクスやアナログ・デバイセズ、ブロードコム、インテル、エヌビディア、スカイワークス・ソリューションズといった企業もエクスポージャーが高い。

  レイモンドはファーウェイが禁止措置を見越して、最大で約1年分の在庫を積み増したと考えており、部品の出荷再開まではこうした在庫を取り崩す必要があるとみる。さらに関税引き上げや報復行為の可能性を鑑みると、リスクはファーウェイのサプライヤーにとどまらず、現在の半導体業界を取り巻く厳しい環境は想定より長期化かつ深刻化する可能性が高い。何らかの解決策を待つ間、サプライチェーンは凍結する恐れがあるという。

原題:Huawei Ban, Tariffs Put Entire Chip Sector’s Earnings at Risk(抜粋)

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