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米中古住宅販売:4月は予想外の減少、半年で5カ月目のマイナス

更新日時

全米不動産業者協会(NAR)が21日発表した4月の中古住宅販売件数は、市場の予想外に減少し、ここ半年で5カ月目のマイナスとなった。供給不足の中、厳しい市場環境が続いていることが示唆された。

キーポイント
  • 中古住宅販売件数(季節調整済み、年率)は前月比0.4%減の519万戸
    • エコノミスト予想の中央値は535万戸
    • 前月は521万戸
  • 中古住宅価格(中央値)は前年同月比3.6%上昇の26万7300ドル-4月としては過去最高
U.S. housing market still struggling amid limited supplies

インサイト

  • 中古住宅販売件数の減少は、住宅ローン金利低下や着実な賃金・雇用増にもかかわらず、依然として手頃な価格の物件を見つけるのが困難なことを示唆。住宅の供給は前年同月比1.7%増加したものの、全体の水準は183万戸と相対的に低い状態が続いている
  • 供給不足に加え、一部の州では税控除の制限が影響し高価格帯物件の購入が落ち込んでいるとNARは指摘
  • 販売に対する在庫比率は4.2カ月で、3月の3.8カ月から上昇

当局者の見解

NARのチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏:

  • 市場は「経済情勢に照らしてみると低調だ」
  • 「消費者の選択肢はやや増えつつあるものの、在庫の環境は依然タイト」
  • 年後半には販売件数が前年比で増加する見通し、低価格帯では強い需要の兆候が見られる

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:U.S. Existing-Home Sales Decline for Fifth Time in Six Months(抜粋)

(統計の詳細などを追加し、更新します)

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