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豪中銀総裁:6月の決定会合で政策委は利下げを検討する

更新日時
  • ロウ総裁は雇用ペースの促進に向け利下げを検討する考えを示した
  • ロウ総裁がブリスベーンで行ったスピーチのテキストが公開された

オーストラリア準備銀行(中央銀行)のロウ総裁は21日、雇用ペースの促進に向け、6月の政策決定会合で利下げを検討する考えを明らかにした。インフレが目標水準に戻ることを促すには、失業率が5%を下回る必要があるとの認識を示した。

  ロウ総裁は「より低いキャッシュレートが雇用の伸びを支え、インフレが目標と一致する時期を早めるだろう。このような評価を踏まえて、われわれは2週間後に開く決定会合で利下げのケースを検討する」と語った。同総裁がブリスベーンで行ったスピーチのテキストが公開された。

  ロウ総裁はスピーチ後の質疑応答で、中銀が緩和バイアスに移行したと言うのは「十分妥当」だろうと述べた。中銀は今年最初の政策決定で中立的な見通しに転換した。

  ロウ総裁の発言を受けて豪ドルは下落。シドニー時間午後2時2分(日本時間同1時2分)現在、1豪ドル=0.6886米ドル。

  総裁はまた、「雇用市場は最近予想外に上振れしており、再びそうなることもあり得る。この可能性を排除することはできないが、最近データの流れを見る限り、それはなさそうだと思われる」と発言した。ただ、失業率低下を実現するには現行の政策措置で十分な可能性もあり得るとの見解を示した。

原題:RBA to Consider Case for Lower Rates at June Meeting, Lowe Says(抜粋)

(質疑応答での発言や豪ドル相場を追加して更新します.)
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