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Photographer: Toru Hanai/Bloomberg

日本株は小幅反落、米中懸念で半導体関連や商社安い-内需一角は支え

更新日時
  • 米半導体株指数4%安、中国ファーウェイは自前のモバイルOS準備
  • 中国株上昇で下げ幅縮める、内需へのリバランスの動き続く
Pedestrians look an electronic stock board outside a securities firm in Tokyo, Japan, on Tuesday, May 7, 2019. Trading resumed Tuesday after a 10-day Golden Week holiday with a slew of news for investors to process.
Photographer: Toru Hanai/Bloomberg

21日の東京株式相場は小幅に反落。米中通商摩擦による業績懸念から半導体関連をはじめとする電機や化学が売られ、商社や鉱業、海運など市況関連も安い。

First Trading Day In Japan Following Golden Week Break

東証入り口

Photographer: Toru Hanai/Bloomberg
  • TOPIXの終値は前日比4.62ポイント(0.3%)安の1550.30
  • 日経平均株価は29円28銭(0.1%)安の2万1272円45銭

  中国の華為技術(ファーウェイ)への重要なソフトウエアや部品の供給を凍結したことが嫌気され、20日の米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は4%安。ファーウェイは米グーグルのモバイル基本ソフト(OS)を利用できなくなる事態に備え、自前のモバイルOS投入を準備していると英紙フィナンシャル・タイムズが報じた。

  ちばぎんアセットマネジメントの奥村義弘調査部長は「米国による取引制限で中国のファーウェイの調達先が変わる可能性がある。リスク回避の動きが強まった」と指摘。「世界経済のモメンタムが下がってきており、米中交渉がうまくいかない間は景気敏感である日本株は厳しい」と語った。

  もっとも、ファーウェイ関連の材料は昨日の日本株市場で織り込んだ部分がある上、中国人民銀行(中央銀行)の新たな流動性供給を受けて中国株が上昇したため、午後は下げ幅を縮小した。業種別では内需関連の一角が支えとなった。SMBC日興証券投資情報部の松野利彦氏は「外部環境でネガティブな材料が多いことや、国内で消費増税延期の観測がくすぶっていることから、このところ外需売り・内需買いのリバランスの動きがみられる」と話していた。

電機の粘り腰銘柄キーエンスの変調についてはこちらをご覧ください

21日は反落
  • 東証33業種では海運や鉱業、石油・石炭製品、倉庫・運輸、保険、電機、卸売が下落
  • ゴム製品や情報・通信、鉄鋼、銀行、食料品は上昇
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