コンテンツにスキップする

テスラ株が一時200ドル割れ、貿易懸念やアナリストの慎重見解で

A Tesla Inc. store in Frankfurt.
A Tesla Inc. store in Frankfurt. Photographer: Alex Kraus/Bloomberg
A Tesla Inc. store in Frankfurt.
Photographer: Alex Kraus/Bloomberg

米電気自動車(EV)メーカー、テスラの株価は20日に続落、一時は2016年12月以降で初めて200ドルを割り込んだ。

  同社株価は今年低迷し、約40%安となっている。最近では米中貿易摩擦の悪化に加え、同社でのコスト管理強化の動き、運転支援システム「オートパイロット」使用車の死亡事故による影響、慎重なアナリスト見解など悪材料が重なり、下落に拍車がかかった。

  ウェドブッシュのアナリスト、ダン・アイブス氏は19日付リポートで、テスラの下期利益目標達成を「キリマンジャロ登頂」に例えた。ニーダムのアナリスト、ラジビンドラ・ギル氏はテスラ車の死亡事故に関する米運輸安全委員会(NTSB)の最新報告を挙げ、「マスク最高経営責任者(CEO)が誇る自律走行支援機能への疑問を抱かせる可能性がある」と述べた。

  ギル氏はリポートで、「オートパイロット機能は競合他社との差別化、ひいては高バリュエーションに欠かせない要素だった」と説明。この機能に安全面の問題があるとの示唆は、テスラのブランド価値と株価を損なう恐れがあると指摘した。

  テスラ株は20日の米市場で大幅続落。一時は前週末比7.5%安の195.25ドルと、16年12月13日以来の安値を付けた。

原題:Tesla Shares Sink Below $200 Amid Trade Woes, Cautious Analysts(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE