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きょうの国内市況(5月20日):株式、債券、為替市場

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●日本株小幅高、GDP上振れ不動産など内需高い-米中懸念で外需安い

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  東京株式相場は小幅に続伸。1-3月期国内総生産(GDP)が市場予想を上回って国内景気への不安が和らぎ、不動産や陸運など内需関連が上昇した。半面、米国と中国の通商問題の不透明感から電機や機械など輸出関連、商社、素材など海外景気敏感業種は下落。

  • TOPIXの終値は前週末比0.67ポイント(0.04%)高の1554.92
  • 日経平均株価は51円64銭(0.2%)高の2万1301円73銭

  大和証券の高橋和宏株式上席ストラテジストはGDPについて「米中通商摩擦にセンチメントが影響を受けて景気自体が悪く、GDPも良くないとの市場の懸念が払しょくされた」と指摘。米国の経済指標も悪くなっていないとし、「日本の企業業績は比較的堅調。会社側の今期経常減益計画は実体面からというより、米中通商問題の不透明感から保守的にみているとの見方が強い」と話した。

  • 東証33業種では不動産や陸運、倉庫・運輸関連、医薬品、建設、輸送用機器が上昇
  • 鉄鋼や電機、機械、卸売、非鉄金属、精密機器は下落
  • 東証1部値上がり銘柄数は855、値下がりは1203

●債券下落、株高・円安や需給緩和観測が重し-流動性供給入札は無難

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  債券相場は下落した。1-3月期の国内総生産(GDP)が市場の予想に反して2期連続のプラス成長を維持したことを受けて日本株が上昇し、ドル・円相場が円安に振れたことを背景に売り圧力が掛かった。また、今週は入札3回に対して日本銀行の買い入れオペが1回にとどまることから、需給緩和観測も上値の重さにつながった。

  • 長期国債先物6月物の終値は前週末比14銭安の152円62銭。一時152円54銭まで下落
  • 新発10年債利回りは、日本相互証券の前週末午後3時の参照値より1ベーシスポイント(bp)高いマイナス0.05%と、14日以来の高水準
  • 新発20年債利回りは1.5bp高い0.365%

三井住友トラスト・アセットマネジメントの押久保直也シニアエコノミスト

  • GDPの結果を受けて市場はポジティブに反応、株高・円安を背景に債券も値を下げた
  • ただ、GDP統計はヘッドラインの数字が強いものの、個人消費や設備投資など内需関連の弱さが目立つため、徐々に冷静になっている面もある
  • だんだんと反応がニュートラルになる中で、債券の需給要因を意識
  • 週内の入札予定からすると若干需給は緩みやすい

流動性供給入札

  • 対象は残存期間5年超15.5年以下
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.37倍、同年限の前回入札は3.54倍
  • 最大利回り格差は0.009%、平均利回り格差は0.008%
  • パインブリッジの松川氏
    • 入札結果は無難だったが、入れ替えやヘッジで売りが出ている

●ドル・円は小幅高、GDP上振れで景気懸念和らぐー豪ドル堅調

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  東京外国為替市場のドル・円相場は小幅上昇し一時約2週間ぶり高値を付けた。1-3月期の国内総生産(GDP)速報値が市場予想を上回るプラス成長となったことを背景に景気減速懸念が緩和、リスク選好のドル買い・円売りが優勢となった。豪総選挙での与党・保守連合勝利を受けて豪ドルが買われた。

  • 午後3時20分現在のドル・円は前週末比0.1%高の1ドル=110円14銭。一時110円32銭と7日以来のドル高・円安水準まで上昇
  • 円は主要通貨に対してほぼ全面安
  • 豪ドル・米ドル相場は0.8%高の1豪ドル=0.6921米ドル。一時0.6938米ドルまで豪ドル高・米ドル安

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の植野大作チーフ為替ストラテジスト

  • 1-3月期GDPは予想外に良かった。ドル・円は豪総選挙結果を受けた豪ドル・円の買いに加え、GDPを好感した株高・円安で上昇
  • 月例経済報告での政府判断が消費増税延期なのか予定通りなのかの思惑を呼ぶリトマス試験紙に
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