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ダラス連銀総裁:貿易戦争による経済と物価への影響を注視している

  • 一部最終市場に脅威だが、物流とサプライチェーンはより大きな問題
  • 関税による物価への影響判断は尚早、一時的かどうか見極め必要

ダラス連銀のカプラン総裁は貿易摩擦が米国や世界の経済に萎縮効果を与えかねないと述べ、インフレへの潜在的な影響も注視していると語った。

Federal Reserve Bank Of Dallas President Robert Kaplan Interview

カプラン・ダラス連銀総裁

写真家:Christopher Goodney / Bloomberg

  カプラン総裁は18日にアリゾナ州フェニックスで開かれた会合で、米中貿易摩擦によって一部の最終市場が脅かされる恐れがあるが、「より大きな問題は物流とサプライチェーンの手配だ」と指摘。 「世界の成長を鈍化させる可能性が高い」のに加え、「最終的には米国の成長を鈍化させる公算が大きい」が、計画中の関税の一部は実施されない可能性もあると付け加えた。

  トランプ大統領は先週、中国製品約2000億ドル(約22兆円)相当に対する関税率を10%から25%に引き上げた。さらに、中国からの輸入品ほぼ全てへの関税適用も辞さない構えを示した。実施されれば、これまで対象外だった携帯電話や玩具などの消費者向け製品も含まれることになる。

  カプラン総裁はインフレへの関税の影響に関し、「判断するには早過ぎる。為替相場の反応や企業の対応を見る必要がある」と述べ、「これは一時的なものか、もっと永続的なものなのか」を当局は見極めねばならないと語った。

  同総裁は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持たない。

原題:Fed’s Kaplan Says Watching Trade War Impact on Economy, Prices(抜粋)

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