コンテンツにスキップする

米銀合併「するなら今でしょ」、20年選挙で情勢変化も-メイヨー氏

  • 異なる政権が誕生する場合はルールが変わりかねないと指摘
  • 下院金融委員長はBB&Tとサントラストの統合計画に強い関心

ウェルズ・ファーゴのアナリスト、マイク・メイヨー氏は、2020年の米選挙で銀行合併に批判的な民主党候補が勝者になった場合に備え、ディールを検討している米国の銀行は今すぐそれを実行しようと思うかもしれないと述べた。

  メイヨー氏は16日のインタビューで、今とは異なる政権が誕生する場合はルールが変わりかねないため「合併するつもりなら、今すべきだ」と語った。

KBW bank index has gained this year, along with broader market

  メイヨー氏はBB&Tとサントラスト・バンクスの統合案に関する通常の審査に言及。皮肉なことに、地銀合併が難しくなれば、バンク・オブ・アメリカ(BofA)のような大手銀行にとっては、守りの「堀」が深くなり、「大いに好都合」になると指摘した。

  米下院金融委員会のウォーターズ委員長は16日、金融機関に関する公聴会での声明で「銀行再編は以前に私が警告したように加速している」と述べ、BB&Tとサントラストの統合は全米6位の規模を持つ大銀行の誕生につながることになると指摘した。

  同委員長は「何千もの銀行が2006年から17年の間に合併を提案したが、連邦準備制度によって正式に却下された合併申請は1つもなかった」とコメント。「銀行合併は規制当局によって単に形式的に承認されるべきではない。銀行がサービスを提供する地域社会に明らかな公益をもたらすべきだ」と付け加えた。同委員長はBB&Tとサントラストの統合から影響を受ける州での公聴会を呼び掛けるとともに、同委が「徹底的に審査する機会を得る」まで規制当局に判断を先延ばしするよう求めた。

メイヨー氏のインタビュー

原題:‘Merge Now,’ Ahead of 2020 Elections, Mike Mayo Tells Banks (抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE