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Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

米中貿易戦争「勝者なし」、ひとまず収束でも再燃の恐れ-エコノミスト

A container ship is docked next to gantry cranes at the Yangshan Deepwater Port, operated by Shanghai International Port Group Co. (SIPG), in this aerial photograph taken in Shanghai, China, on Friday, May 10, 2019. The U.S. hiked tariffs on more than $200 billion in goods from China on Friday in the most dramatic step yet of President Donald Trump's push to extract trade concessions, deepening a conflict that has roiled financial markets and cast a shadow over the global economy.
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

トランプ米政権が中国の台頭を快く思っていないことから、米中貿易戦争の激化は避け難いと考えられ、その結果、世界全体に累が及ぶことになりそうだ。ジム・オニール氏はこのような見方を示した。

  ゴールドマン・サックス・グループの元チーフエコノミストで、ブラジルとロシア、インド、中国という4大新興国を示す「BRICs」という造語を生み出したオニール氏はロンドンでのインタビューで、貿易戦争では「誰も勝者になりようがない」と指摘。「経済学には批判すべき点が多くあるが、国際経済理論の中核的な側面の1つは、貿易は全体としてウィンウィンの関係であり、貿易縮小は双方にマイナスということだ」と語った。

  英財務省政務次官を務めた経歴もあるオニール氏は、「現在の通商摩擦がひとまず収まっても、将来的にさらにエスカレートする事態が見込まれる」と分析。「自国より中国が大きくなることを米国がやすやすと容認するはずはない」と述べた。

原題:‘No One Is a Winner’ in U.S.-China Trade War, O’Neill Says (1)(抜粋)

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