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米国株が3日続伸-企業決算や経済指標が支え

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A trader works on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York. 

A trader works on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York. 

Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
A trader works on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York. 
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

16日の米株式相場は3日続伸。週初は通商対立激化を嫌気してリスク資産が大幅に売られたが、持ち直しの動きが続いている。米国債は反落した。

  • 米国株は3日続伸-一部企業決算や経済指標を好感
  • 米国債は反落-10年債利回り2.39%
  • NY原油2週ぶり高値-パイプライン攻撃でサウジがイラン非難
  • NY金先物は反落-株高で避難先としての需要減退

  S&P500種株価指数は前日比0.9%高の2876.32。ダウ工業株30種平均は214.66ドル(0.8%)高の25862.68ドル。ナスダック総合指数は1%上昇した。ニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.39%。

  S&P500種は取引終了にかけて失速し、50日移動平均線をわずかに上回った水準で引けた。シスコシステムズやウォルマートの堅調な業績に加え、米住宅着工件数が市場予想を上回ったことが相場押し上げに寄与した。ただ、貿易摩擦への警戒感はくすぶっている。トランプ政権は前日、中国の通信機器メーカー、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)が国家安全保障の脅威になりかねない活動に関与したと認定し、取引しようとする米企業に許可取得を義務付ける対象リストに追加すると発表した。

  アビバ・インベスターズの米国株責任者、スーザン・シュミット氏は取材に対して、「貿易に影響を与えかねない非常に攻撃的なコメントを米政権が出し、13日のように市場がそれに大きく反応、その後に下げが緩むようにみえるというパターンになっている」と指摘。「企業活動は依然として、しっかりしている。市場関係者が事実とデータを重視する姿勢を維持できれば、相場は持ちこたえられる」との見方を示した。

  ニューヨーク原油先物相場は3日続伸し、2週間ぶり高値。サウジアラビアの主要パイプラインに対する今週の攻撃はイランの命令によるものだったと、サウジが非難。産油国同士の緊張激化が意識された。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物6月限は85セント(1.4%)高の1バレル=62.87ドルで終了。4月下旬以降で最大の値上がり率だった。ロンドンICEの北海ブレント7月限も85セント上昇し、72.62ドル。

  ニューヨーク金先物相場は反落。米国株の上昇を受けて、資金の避難先としての金の需要が抑制された。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は0.9%安の1オンス=1286.20ドル。

原題:Stocks Rebound for Third Day After Earnings, Data: Markets Wrap(抜粋)
Oil Rallies as Mideast Tensions Flare Over Saudi Pipeline Attack(抜粋)
Brightening U.S. Housing Outlook Boosts Copper as Gold Declines(抜粋)

(相場を最新にし、第4段落に市場関係者の見方を追加して更新します.)
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