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イラン、トランプ氏との協議あり得る-米国の核合意復帰が条件

米国が2015年のイラン核合意に復帰し、経済制裁を解除すれば、イランはトランプ政権との協議を検討する。両国による武力衝突の恐れが高まる中、イラン副大統領が明らかにした。

  米政府が「政権当初の立場に戻るのであれば、検討する可能性はある」と、女性・家族問題担当の副大統領、マスーメ・エブテカール氏が15日、テヘランの執務室で行われたインタビューで述べた。トランプ大統領が昨年離脱した協定は「明確な枠組みであり、合意だ。イランが核兵器を追求しないという、米国大統領が最近言及した要望に合致している」と述べた。

 Masoumeh Ebtekar GETTY Sub

エブテカール副大統領

Photographer: Atta Kenare/AFP

  エブテカール氏は1979年に起きた米大使館占拠事件で、革命勢力の事実上のスポークスウーマンを務めた。同氏は、トランプ氏とボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)がこの「歴史の一点に捕らわれており、前に踏み出すことができずにいる」と述べた。

  米国はイランを交渉の席に戻すのが目的だと主張しているが、イラン政府では、米国からの圧力は政権交代が目的であり、その試みは新たな中東戦争を引き起こすリスクがあるとの見方が多数だ。トランプ政権は自分たちが「どこに向かっているのか、最終的な目的が何なのか分かっていない」と、エブテカール氏は指摘した。

原題:Iran Says Talks With Trump Possible If U.S. Returns to 2015 Deal(抜粋)

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