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伊モンテパスキ損失隠し裁判、野村やドイツ銀元幹部に禁錮刑を求刑

  • 野村とドイツ銀から、各540億円の資産差し押さえも要求
  • モンテ・パスキ元会長とGMには禁錮8年を求刑

イタリアの銀行、モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナによる損失隠しに関与した疑いが持たれている同行と野村ホールディングス、ドイツ銀行の元マネジャーらに、ミラノ検察当局は16日の裁判での論告で、禁錮刑を求刑した。野村とドイツ銀から各4億4000万ユーロ(約540億円)余りの資産差し押さえも要求した。

Giuseppe Mussari

モンテ・パスキ元会長のジュゼッペ・ムッサーリ氏

Photographer: Alessia Pierdomenico/Bloomberg

  共謀の罪が問われているのは野村の元欧州責任者、サディック・サイードとドイツ銀のグローバル金利責任者、ミケーレ・ファイソーラ、ストラクチャード・トレーディング元責任者のミケーレ・フォレスティ、欧州セールス元責任者のダリオ・スキラルディの4被告。サイード被告には6年、ドイツ銀の3人には5年8カ月を検察は求めている。

  検察はさらに、モンテ・パスキのジュゼッペ・ムッサーリ元会長とアントニオ・ビーニ元ゼネラルマネジャーにそれぞれ8年を求刑した。

  この裁判は2年半続いており、検察はモンテ・パスキが野村、ドイツ銀と共謀して複雑なデリバティブ取引を使って損失を隠し、損益計算書に虚偽の記載が生じたと主張している。

  野村、ドイツ銀、モンテ・パスキの弁護士は今のところコメントに応じていない。

原題:Jail Asked for Ex-Deutsche Bank, Nomura Staff in Paschi Case (2)(抜粋)

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